ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

マレーシアで最初のインド変異株確認される

マレーシアで最初のインド変異株が報告されました

昨日のMalayMail紙によると、感染力が高いと言われているマレーシア国内最初のインド変異株が発見された。

保健省の発表によると、感染者は、クアラルンプール国際空港に到着したインド人国籍者から検疫で見つかったということだ。

インドのウィルス学者によると、このウィルスは、人体に侵入したときに結合する、ウィルスの表面にあるスパイクが2重に変異を起こしているそうだ。

このウィルスは、”インド変異株”として知られているもので、感染力が高く、世界中で感染拡大している。

 

これ以外にも、新たにスランゴールで7名の英国変異株が発見されており、既に、一般的に国内で感染が広まっていると推定されている。

更に、サバ州でも、海外渡航歴にない英国株感染者が発見されており、国内感染が起きている事例だ。

 

マレーシアは、インドとの関係がとても深い国なので、変異株が入ってくるのは防ぎきれないと思いますが、今回、ついにマレーシア国内でインド変異株が見つかってしまいました。

一般社会へも。既に感染拡大していると考えるのが自然でしょう。

所謂、インド変異株というものが、実際のところはどれほど悪影響があるものかは今のところはまだ不明ですが、少なくともインドがコロナ感染拡大でパニックに陥っているのは事実です。

インド株は、感染力が高いだけでなく、重篤化も早く、ワクチンも効かないのではないかとも言われています。

米国などインドからの入国を禁止する動きがありますが、インド変異株の概要が判明するまでは、致し方ないかもしれません。

マレーシアは、インドとの強い関係を生かして、早めは早めに、戦略的対応をしてもらいたいと思います。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

マレーシア、首都圏を中心に再びMCOの発令される可能性が大きくなった

またもや、首都圏がMCOへ逆戻りです

明らかに、政府の対策には、手詰まり感がありありです

MalayMailより

f:id:huyan:20210502115121j:plain

Foto MalayMail

ムヒディン首相は、昨日、新型コロナウイルス感染者が急拡大している地域について「活動制限令(MCO)」の再発令に関し検討を行うと正式に発表した。

これにより、近い時期に、感染発生者数の多い、首都圏を中心にMCOの導入が行われる可能性が高まっている。

国内や、世界の他の地域で、ウイルスの感染拡大を防ぐために、実施されているすべての対策と標準操作手順(SOP)が十分であるかどうか確認するために見直しが必要だと述べた。

首相は国民に対し、「常にSOPを遵守し、自分自身とその家族を守るために混雑した場所を避けるように」と改めて注意を促している。

 

これに伴い、首相は、また、HIDE(Hotspots Identicivation for Dynamic Engagement) システムの導入を予定していることも発表しました

これは、アプリでコロナ感染リスクの高い地域や場所を察知するシステムです。

多くの陽性者が訪問したと明らかになった場合、ただちに、その地域、場所をシャットダウンするそうです。

これまでも、個別に感染者が発生したモールやアパートがシャットダウンされることがありましたが、このシステムが導入されれば、データーに基づいて、感染者がでるとその地域や場所は自動的に閉鎖される可能性が高くなります。

首都圏でまたMCOが発令されると、せっかく首都圏内の移動制限がなくなったところで、また元の不自由な状況に戻ってしまいます。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

新規感染者は、クラスター以外から広く増加しています

濃厚接触者の検査から感染者が増加

 

カテゴリー別 新規感染者(保健省)

f:id:huyan:20210501091808j:plain

 

昨日の新規感染者数は、3788人と再び、3500人越えです。スランゴール州が1265人と最大で、サラワク州760人、クランタン州と続いています。

このままでは、今月中には5000人を超えることもあるのではないかと危惧されます。

 

保健省発表の昨日の新規感染者内訳をみると、新規クラスターから443人(12%)、既存クラスターから342人(9%)、その他検査から700人(18%)、濃厚接触者の検査から2301人(61%)と、圧倒的に濃厚接触者の検査から新規感染者が発見されています。

濃厚接触者は、接触アプリ『MySejahtera』からのデーターに基づいていると思われますので。。。
クラスターとして政府に把握されているグループではなく、不特定多数の人の中からの感染者が増加していることを示していると考えられます。

これまでは、マレーシア政府は、感染が拡大すると、行動制限を強化し対応してきましたが、総選挙を控え、動きが取れなくなってきています。

地方では、DPKPの延長に反対するデモも発生しており、政府の打てる手も限られてきました。

何とか州越え禁止措置は継続していますが、学生へレバランでの帰省を認めるなど、人気取り政策も目立ちます。

いよいよ、政府としては、ワクチンの接種率を早急に高め、感染増加を抑えるしか、事態の打開を図る方法がありません

国民の間では、ワクチン接種対してリスクを感じる人も多く、ワクチン接種希望者も思うように増えていません。

現政権の試練が、しばらくは続きます。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

マレーシア、民間病院のコロナ患者収容能力が限界に

民間病院協会によると、コロナ対応能力が限界に近づいている

公立病院の一般患者を民間病院へ転移させ、公立病院のコロナ対応能力を拡大

本日のMalaymailによると

マレーシアでは、今回の非常事態宣言の発令により、民間病院にもコロナ患者の対応を課していた。

民間病院協会の発表によると、過去14日間で、民間病院でのコロナ指定病棟、及びICUは、満床となり、特に、コロナ専門の医師、看護婦が不足している。

民間病院協会が最も恐れる点は、完全に病床が不足してしまうこと、酸素の供給不足に陥ることだ。

民間病院は、これまで積極的に政府や国立病院を支援するために、人工呼吸器、民間検査の実施等を行ってきている。

今後の更なるコロナ感染者の増加に対応するために、公立病院の一般患者を民間病院転移させ、公立病院を完全にコロナ患者専用病院とすることを提案すると。

 

保健省のノル長官によると、コロナ感染者数は、今のままでは5月末には一日/5000人を超えるだろうと予想しています。

日本も医療崩壊が叫ばれていますが、マレーシアもいよいよ民間病院の医療ファシリティの限界が近づいてきているようです。

日本と違って、マレーシアは非常事態宣言により、政府は、民間病院へコロナへの対応を強制できますので、これにより、民間病院も対応してきましたが、ここにきて、民間病院側から泣きが入った感じです。

今回の民間病院側の提案は、公立病院の一般患者を引き受けるので、公立病院のコロナ患者対応能力をもっと引き上げろということです。

 

これは、日本でも使えそうな提案です。

日本も公立病院の医療スタッフに対しては、政府や自治体もある程度は強制力を執行できそうなので、公立病院の一般患者を公立病院へ転移させ、公立病院のコロナ患者対応能力を引き上げるということです。

少なくとも、これまで、このような報道は聞いたことがありません。

現実的には、病院に収容されることなく、自宅で何の治療も受けられることなく死亡するケースが一番悲惨です。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

日本入国時の陰性証明提出について、日本大使館からの’注意喚起

日本入国時の陰性証明について、大使館から注意喚起

 

日本大使館ホームページより

以前お知らせしましたとおり、4月19日以降、日本入国時の検疫における出国前検査証明の確認が厳格化されています。
 
●特に留意すべき点である採取検体について、当館から在留邦人が良く利用すると想定される複数の医療機関に確認したところ、その多くの医療機関において、採取検体は「鼻咽頭ぬぐい液と口腔咽頭ぬぐい液の混合」が一般的であるとの回答がありました。この混合検体は本入国時に必要な検査証明書の要件を満たさないものです。
 
●従って、日本入国を目的とした陰性証明書を取得する際には、必ず、「鼻咽頭ぬぐい液単体」又は「唾液」での検査を実施するよう、医療機関に予め伝えるようにお願いいたします。
 
●併せて、医療施設が独自に発行する陰性証明書では、その検体が「鼻咽頭ぬぐい液と口腔咽頭ぬぐい液の混合(nasopharyngeal AND oropharyngeal swabs)」と表記されていることもあるため、「鼻咽頭ぬぐい液単体」での検査をされた際は、陰性証明書でその検体が「鼻咽頭ぬぐい液と口腔咽頭ぬぐい液の混合(nasopharyngeal AND oropharyngeal swabs)」と表記されていないか等をご自身で入念的にご確認ください。又は、可能であれば、厚生労働省が指定するフォーマットを利用して検査証明を取得するようお願いいたします。
 
●なお現時点では、「唾液検査」は「ひばりクリニック」において利用可能であることが確認できていることを申し添えます。なお、その他の医療機関においても「唾液検査」が今後実施可能になるとの回答を受けているところ、唾液検査実施の可否につきましては、各医療施設へご確認をお願いいたします。

www.my.emb-japan.go.jp

日本入国に必要となる陰性証明に関し、色々とトラブルが発生しており、在マレーシア日本大使館より注意喚起が出ています。

私の場合も、マレーシア出国時に受けたPCR検査は、鼻咽頭に綿棒を突っ込んでぬぐったあと、舌のうえもぬぐわれたので、マレーシアで一般的に行われている「鼻咽頭ぬぐい液と口腔咽頭ぬぐい液の混合」方式だったのではないかと思います。

大使館からの注意喚起によると、この方式は、日本では受け入れられないので、「鼻咽頭ぬぐい液単体」又は「唾液」での検査が必要だということです。

これに関し、4月16日付で厚労省から明確に通達で明らかにされています。

問題を避けるために一番重要なことは、日本の厚労省指定のフォーマットに、医療機関での証明をもらうということです。この観点からすると、日系クリニックで陰性証明を発行してもらうのが一番安心ではないかと思います。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

免許証更新、初心者マーク運転者になってしまいました。

6か月以上期限が切れてしまうと、初心運転期間制度の対象になります

日本の自動車運転免許証の更新手続きに行ってきました

昨日、大阪府門真運転免許試験場に運転免許証の更新のために行ってきました。

私の運転免許証の期限は昨年の6月24日だったので、約9か月期限切れとなっていました。

これまで、過去にも、海外滞在中に期限切れとなったことがありましたが、今回は、かなり厳しくなっていました。

注意点は、期限切れ後6か月以内であれば、ほぼ条件なく更新できるようですが、6か月を過ぎている場合は、問題です。

6か月以上日本で運転していないということで、初心運転者期間制度の対象となってしまいました。

海外での運転免許証を保有している場合、救済対象となる可能性もあるそうですが、日本の免許証は中型(8t)まで、マレーシアの運転免許証は3tまでということで、救済対象になりませんでした。

この初心運転期間(1年)に違反を犯し、3点以上となると、公安委員会が指定した『自動車教習所』で一日教習を受けなければなりません。

さらに、この講習を受けなかった場合、試験場での再試験となるということで、合格率2-3%の難関な試験となるようです。

帰国後1か月以内に更新手続きが必要

もう一つの注意点は、帰国後1か月以内に更新手続きをしない場合、期限切れの特別救済措置はなくなるということです。

帰国後の2週間の隔離期間、運転免許試験場も予約制度となっており、1か月というのはギリギリのタイミングです。

1か月を経過すると、講習だけでなく、実技、学科の試験を受けなければなりません。はるかに、ハードルが高くなってしまいます。

 

コロナ下、帰国ができず、運転免許証の更新ができていない人も多いと思いますが、日本の運転免許証制度もかなり厳しくなっていますので、要注意です。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

日本国民でも、陰性証明が不備なら出発地へ強制送還されます

日本国籍者が、陰性証明不備の理由で強制送還になるとは驚愕です

 
日テレNEWS24より

新型コロナの水際対策で、日本政府が入国者に求めている検査証明書に不備があったとして男女2人が入国を認められず、出発国に送還されていたことが分かった。

政府は、日本入国者に対して、日本へ出国する前72時間以内の検査証明書を提出を求めており、今月19日からは、さらに厳格な対応として不備がある場合は入国を拒否しています。

こうした中、今月19日にオランダから関空に到着した30代の日本人男性が、日本では認められていない検体を使った検査を受けていたことが分かり、オランダに送還されたということです。

また、アメリカから成田空港に到着した20代の日本人女性は、72時間を超えた検査証明書だったためアメリカに送還されたということです。 なお、この女性によりますと、72時間以内に検査を受けたものの、検査を受けた病院のミスで、証明書には1か月前の日付が記入されていたということです。

 

日本パスポートを持った日本人が入国を拒否され、出発地へ強制送還されたということです。

新コロナの水際対策という建前のもとに、日本国籍者が日本政府により入国を拒否されるという事実は大変な驚きです。

昨年の新コロナ感染拡大当初は、武漢に滞在する日本人を救出するという理由で、政府手配の特別機が派遣されました。

また、中東でテロが盛んだったころには、日本人記者を救出する目的で、政府がテロ組織や関係諸国と交渉に動きました。

それほど、政府は、日本国民の保護に対し責任を負っているはずですが、陰性証明に不備があった程度で強制送還するとは、どうにも理解できません。

ニュース記事によると、陰性証明の不備の内容も、検査方法が違うとか、検査日付が古かった等、軽微な事由であり、日本入国後、隔離して再検査すれば問題ないことではないかと思います。

医療事情も、検査事情も国によって違うはずであり、日本政府の意図した陰性証明が入手できないことも十分に考えられます。

このような日本国民を強制送還するような対応が、堂々とまかり通るようであれば、実質的に現代の魔女狩りのようなものであり、法的にも重大な問題があるのではないかと思いますが。。。

 

ぽちっとランキング支援お願いしますにほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

マレーシアへの日本からの入国者は、隔離期間14日間へ延長か

変異株の流行により、隔離期間が10日より14日間へ延長か

南ア型の変異株が、首都圏を中心に増加している

 

f:id:huyan:20210425070445j:plain

Yahoo News Bemama Pic.より

 

Yahooニュース記事によると

ノル保健省長官は、新たに4名の南ア変異株の感染者が確認されたと発表した。これにより1月から3月にかけて17名に加え累計の感染者数は、21名に達した。

新たの4名の感染者の内訳は、3名がスランゴール州で、残り1名がネグリスンビラン州となっている。以前に発見された17名も首都圏の空港や工場で発見されたものだ。

これを受け、感染国からの入国者の隔離期間を10日から14日とするというサブリ国家安全省上級相の意向を保健省としても歓迎するということだ。

ただ、今回の措置の具体的な対象国は示されていない。日本からの渡航者も今回の措置に含まれるかの可否について、在マレーシア日本大使館は、対象となる可能性があるのではないかとしている。

 

いよいよ、マレーシアでも変異株が注目をあびるようになりました。つい先月に変異株の感染拡大を騒ぎはじめた日本も、大阪ではほぼ変異株に置き換わったということです。

ついには、大阪では非常事態宣言が再度発令されてしまいました。

最近の、日本入国者への対応は厳しく、陰性証明が不備だとして、日本入国時に強制送還になるケースも多いようですが。。

それに比べると、マレーシア政府の対応は、隔離期間が10日から14日に伸びるくらいであれば、あまり大きな影響はありません。

昨日の新規感染者数は、マレーシアで約2,700人、日本で約5,200人で人口比でみるとほぼ同じようなレベルで増加しています。

マレーシアと日本で、感染者数の増減が、いつも同じように推移するので不思議です。

違うのは、日本ではすぐに医療崩壊だと騒がれるのですが、マレーシアは何とか政府がやりくりして医療崩壊の状況まではいきません。

やはり、政府が強権を発令できるか、できないかが大きいようです。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

日本の携帯電話は、新料金プランでもまだまだ使いづらいです

ちょっと前に比べると、いろいろと新プランは出ていますが

とにかく、ヨドバシカメラに行ってみました

f:id:huyan:20210423120552j:plain

日本に一時帰国して困るのは携帯電話です。しばらくは、こちらにいることになるので、とにかく日本の携帯電話番号が必要になります。

役所関係の届け出、マイナンバー作成など必ず連絡先として電話番号の記入が必要です。家族は、全員携帯電話でやっており、固定電話も契約していません。

今回、帰ってくるまでは、インドネシアのSIMで海外ローミングパッケージを使おうと思っていました。

コロナ前は月約35万ルピア(2600円)だったものが、今回、月100万ルピア(7400円)に値上がりしています。

コロナにより、国外へ出る人が急減し、キャリアーのローミングコストが上がっているためでしょう。

家族の携帯電話番号で、役所関係は届け出するという方法もありますが、それもなんだか気が引けます。

 

今年の2月以来、日本のキャリアーもSIMフリー携帯、新料金プランで競争しています。ネットで見ていてもよくわからないので、ヨドバシカメラに出かけてきました。

できれば、今使っているSAMUSUNG ギャラクシーに日本のプリペードのSIMカードを挿入して使えるといいなと思っていましたが。。。

ヨドバシカメラの携帯電話コーナーで一番初めに遭遇したのが、SOFTBANKのカウンターでした。

インドネシアもマレーシアも今使っている携帯キャリアーの提携先はSOFTBANKなので。。。まあ、いいかと思いながら。。

こちらのニーズと意向を伝えると、現在使用中のSAMUSUNGの設定環境を調べる必要があると。。はっきりと使えないとは言われませんでしたが。

それなら、シャオミー携帯が1円で購入できる新料金プラン月/2980円がありますと、これだと、確かに、私のニーズには、ぴったりです。

さらに、契約後1年間は、Yahooメール利用者には、Yahooからのディスカウントがあるということで、、当面、月2180円の料金となりました。

 

実際のとこころは、インターネットを使うと、あっという間に追加料金になってしまうので、家にいるとき以外は、むやみに携帯でインターネット接続はできません。

ちょっと前に比べると、日本のキャリアーも料金引き下げに動き出しているようですが、マレーシアのように低料金で、簡単に携帯電話を使えるといったところまではなっていないようです。。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞<にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

インドネシア潜水艦が、訓練中行方不明に

53人が乗船、シンガポール、オーストラリアの協力を得て捜索開始

韓国で修理、点検受けたばかりだった

共同通信より

インドネシア軍幹部は21日、53人が乗った潜水艦が訓練中に連絡を絶ち行方が分からなくなり、捜索を始めたと明らかにした。地元メディアなどが報じた。

 潜水艦は21日未明、バリ島から北方へ約95キロの海域で訓練をしていたが、海軍の報道官は「水面下に入ったと報告があった後、すぐに連絡が取れなくなった」と話した。  

インドネシア政府はオーストラリアとシンガポールに支援を求めているという。  

潜水艦はドイツ製の「KRIナンガラ」。ロイター通信によると、1978年製で、インドネシア海軍が持つ潜水艦5艦のうちの一つだった。

 

インドネシア海軍当局は、潜水艦の発見と乗組員の救出に全力を挙げることを表明しており、今後の展開が注目されるところです。

インドネシアのコンパス紙の報道によると、今回の潜水艦は、1978年ドイツ製で1981年にインドネシアに引き渡されたようです。

最近、韓国で修理、点検を受けたところだったようです。

インドネシアは、これまで韓国と2012年より潜水艦事業について共同開発を進めてきましたが。。。

昨年、インドネシア国会で、韓国製の潜水艦の性能が問題視され、やり玉にあがっていました。

それだけに、今回の事故原因は今のところ不明ですが、場合によっては、韓国との間でひと悶着があるかもしれません。

 

本来であれば、インドネシア政府は、日本との共同開発を望んでいたはずですが、何しろコスト面で折りわないほか、受注プロセスに不透明感があり、戦闘機も含め軍需産業部門では、インドネシアは韓国と近い関係にあります

まさに、ジャカルターバンドンの新幹線問題で、最終的に中国と契約するようになったプロセスも問題でしたが、なかなか、最近では日本とは大型プロジェクトが進展しません。。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ
にほんブログ村

マハティール前首相ら、非常事態宣言の解除を国王に要請

マハティール首相ら国会議員団が、早期の非常事態宣言解除を要請

現政権と国王の対応に注目

マハティール前首相、及び国会議員団は、昨日、宮殿を訪れ、早期に非常事態宣言の解除することを要請した。

メンバーには、多くの野党議員と一部の与党メンバーが含まれ、非常事態宣言により、国会の開催が停止され、総選挙の実施が先送りにされているほか、全権が現政権に与ええられていることに反対した。

3月30日にも、同様の要請が国王に対し行われたが、これまでの何の回答もないということだ。

 

マハティール前首相によると、国民の間には、国王の名のもと宣言された非常事態宣言により、国会が停止されている状況に対し怒りが増大している。

非常事態宣言は、現政権の要請のもとに発せられたが、政府の本当の目的は、新コロナ感染対策ではなく、政治的目的の達成にある。

通常であれば、マレーシア国民は、国王およびスルタンに対し直接不満を持つことはないが、今回は、国王に対し直接怒りをぶつけるような兆候がSNS等で見られる。

これは、政府は、国王に詳細な情報を伝えることなく、全ての政府決定が国王の名のもとに出されているからだ。と語った。

 

 

いよいよ、政治的な駆け引きが激しくなってきました。現政権も非常事態宣言をすぐに解除することはなく、8月の期限まで引っ張るでしょう。

新規感染者数も再び増加警告にあり、現政権としても、建前としてすぐに解除する状況にはないとの説明が可能です。

理屈としては、マハティール前首相やほかの議員団が言っているように、国会が長期に渡り停止されている状況は異常せす。

しかし、現政権与党のUMNOも次回選挙では、単独で選挙を戦うとしており、ムヒディン首相としては、厳しい状況にあります。

場合によっては、マハティール前首相が再度イニシアティブを握る場面があるのかもしれません。

今回も、非常事態宣言の解除を求める議員団の顔として担がれており、依然として、その政治的パワーを維持していることは確かです。 

 

確かに、非常事態宣言下で、全ての政治的決定事項は、国王の名のもとに発令されており、国民の不満も直接国王に向かっているという主張もある程度事実でしょう。

アジアでは、圧倒的に民主政治が進んでいる国なので、お隣のミャンマーやタイのようにならないよう、しっかりと安定を維持してもらいたいところです。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

あのシティバンクが、小口金融業務から撤退

シティバンクが小口金融部門から撤退を発表

コロナ問題により、大手銀行も小口個人ビジネスより撤収か

マレーシアBIZナビより

金融大手シティグループは、マレーシアを含む12市場の小口金融部門を撤収する。

ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)の発表によると、資産運用でスケールメリットが生かせ、高い収益率が見込める市場に経営資源を集中する。

このため今後はシンガポール、香港、アラブ首長国連邦ロンドンをアジアと欧州の資産運用センターに位置付け個人向け業務を再編する。

マレーシア以外に、オーストラリア、バーレーン、中国、インド、インドネシア、韓国、フィリピン、ポーランド、ロシア、台湾、タイ、ベトナムの小口金融から撤退する。機関投資家向けサービスは継続する。

 

リテール銀行の雄、シティバンクが、実質的に個人向け金融取引から撤退し、今後は富裕層取引に特化していくということです。

私も、インドネシア駐在中は、駐在開始当時から、長年にわたりシティーバンクを利用させていただいていましたが、最近では、ATMの削減など、個人取引部門からの撤退を感じていました。

シティバンクは、他行に先がけて一般の個人取引だけでなく、小口金融にも力を入れてきていましたが、昨年からのコロナ問題により、今後の小口金融ビジネスには限界があると判断したのでしょう。

マレーシア、インドネシアだけでなく、全世界同時に撤退を決めるとは、さすがに思い切った経営判断です。

今後は、個人取引は、富裕層取引に特化していくということです。

これまで、多くの世界の銀行が、シティバンクの後を追って小口金融ビジネス発展に注力してきましたが、ここで大きな曲がり角に来たということです。

今後の小口金融のメインプレイヤーは、フィンテックを中心としたデジタル金融へ移行していくこととなり、シティバンクのように撤退する銀行とそうでない銀行と明らかに2極化していくのでしょう。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

隔離期間明け、近所のスーパーに行ってみました。

やっと、晴れて日本での隔離期間が明けました。

 

日本に一時帰国して、2週間、隔離期間が明けました。

この間、毎日、厚労省からのメールアンケートに回答することで、質問は、①本人、家族の体温が37.5度以上になっていないか、②本人、家族の体調に変化はないかという2点だけです。

それと、位置情報確認アプリで現在位置を通知するだけでした。

昨日、厚労省からのメールが停止、位置情報確認アプリがoffになったので、隔離期間が終わったということなのでしょう。

 

この2週間の間、私の住まいのある大阪は、感染者数が急拡大しています。ほぼ、変異株に置き換わっために、感染力が強まっているとのことです。

隔離期間が終わっても、とても自由に外を出歩ける状況ではありませんが、なにせ、2週間家の中の閉じこもっていたので、まず体の慣らし運転の意味から、近所のスーパーへ行ってみました。

 f:id:huyan:20210419090758j:plain

 

f:id:huyan:20210419091004j:plain

 

日本のスーパーで、一番目を引くのは、総菜コーナーとアルコール売り場の充実ぶりです。

来店しているお客さんの年代も年配の方が多いので、自然と総菜コーナーが充実してくるのかもしれません。

しばらくは、日本の生活をエンジョイできそうです。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

ワクチン接種を受けた多くの医療従事者が、新型コロナに感染

ワクチン接種を受けた多くの医療従事者が、新型コロナに感染

ワクチン接種は、コロナ感染拡大を防止する特効薬ではありません

Borneo Postの記事によると

ノル保健省長官は、40名の医療従事者が、ワクチン接種後新型コロナに感染したことを発表した。

内31名は、2回目の接種後2週間以内に感染しており、残り9名は2週間以上を経て感染していたことを明らかにした。

さらに、142名の医療従事者が、1回目のワクチン接種を受けたあと、新型コロナの感染したとのことだ。

ノル長官は、ワクチン接種後も感染したことは事実であるが、重要なことをワクチン接種により症状が軽症化することであり。

ワクチン接種が、我々が、新型コロナを克服する唯一の希望であり、しっかりとSOPを遵守しつつ、一日も早く多くの人がワクチン接種を終えることに失敗してはならない。と語った。

 

私個人的には、ワクチン接種により、感染を完全に防止できるとは思いませんが、やはり、一般的には、ワクチン接種により、コロナ感染が防止できると思っている人が多いと思います。

どんなワクチンでも同じですが、100%効果のあるワクチンは存在しません。

重要なことは、感染した場合に重症化を防ぐことと、他人を感染させないことだと思います

本日のテレビ報道では、ファイザー社のCEOが、効果をあげるためには、3回目の接種も必要かもしれないし、来年には、新たにワクチンの接種が必要だろうと公式に発言しています。

 

ワクチンへの過度な期待は禁物であり、政府、マスコミもワクチンの接種により、新型コロナ問題が全て解決するといったような報道は、社会をミスリードする可能性があります。

インフルエンザにように、毎年、ウィルスの流行型が変化し、ワクチン接種を受けても効果があるどうかわからないといった状況になるものと想像されます。

日常化していけば、普通の感染症の一種になっていくのでしょう。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

マレーシア航空、予約変更期限延長など、新戦略を発表

マレーシア航空は、チケット購入客に対する対応策を発表

 

マレーシア航空は、4月16日、マレーシアをはじめとする各国による旅行制限、また国内での州跨ぎ移動の制限が続いていることから、チケット購入客に対する予約変更の柔軟性拡大を継続すると発表した。

購入後1回に限り、予約変更の際の運賃差額とサービス料を免除する。

対象乗客は、12月31日以前に再予約し、2022年6月までに旅行を完了すること。マレーシア航空はこれまで、6月30日以前に再予約、12月31日までに旅行を完了する条件で対応を行なっていた。

 

マレーシア航空は、6月末までとなっていた販売済みチケットの予約日の変更期限を12月末まで延長しました。

これにより、私のチケットも、12月までに再予約すれば、来年6月末までに利用可能ということになりました。

実に、昨年の6月末に利用する予定だったチケットが、度重なるキャンセルのうえ、利用期限が来年の6月末まで延長になったということです。

実際のところ、リファンドしてもらうのが、一番助かるのですが。。。

 

今回の発表の中での注目点は、Tiket Ekonomi Flexという新商品です。手数料無料で、制限なしに予約日の変更ができるほか、また、手数料無料でキャンセルができ、リファンドもできるとういう内容です。

これだけ、何回もキャンセルを繰り返していると、多くの乗客が、もうマレーシア航空への信頼感を失っています。

このため、このような新商品を発売するということだと思いますが、本当にこの内容でチケットを販売するのかどうか、落とし穴がないかどうか、じっくりと見守る必要があります。

この他、マレーシア航空は、ニューノーマルの時代に併せて、デジタル健康証明の発行により、自由な海外旅行の再開を目指すほか、マレーシアへの入国者に対し、自主隔離期間中の滞在ホテルの紹介など、パッケージ商品の販売も予定しているとのことです。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村