ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

インドネシア、アジアのコロナ流行中心地に、インドよりはるかに深刻

インドネシアがアジアの流行の中心地に、インドよりはるかに深刻です。

 

インドネシア状況が深刻です。1日の新規感染者数54,000人は、現時点ではブラジルを超えて世界で最悪の状況になっています。

 

news.yahoo.co.jp

インドネシアの最大の問題点は、検査体制も接触者追跡体制も整っていないために、医療機関に行くこともなく自宅で療養、死亡しているケースが急増していることです。

1日の感染者数も実際は10万人を超えているのではないかと言われているそうです。

マレーシアも感染者数が急増していますが、まだ検査体制も、政府の隔離体制もしっかりしており、政府の発表数字もかなり信頼性がありますが。。。

インドネシアの場合は、まともに検査を受けることもなく、相当数の人が自宅で療養し、そのまま死亡しているケースが多いのではないかと考えられます。

インドネシアは、これまで長い間、医療分野でも自国優先主義により、外資の参入、外国人医師の活動を拒んできました。

ごく最近になって、一部医療機関への外資の参入が認められるようになってきましたが、外国人医師の医療行為はいまだに認められていません。

一般産業でもそうですが、自国産業保護のもとに、いまだに多くの外資参入障壁を残しています。

結局、インドネシアの医療分野の発展は大きく遅れました。シンガポール、マレーシア、タイが医療分野で大きく成長したのと対照的です。

今回の新型コロナの流行拡大による医療崩壊は起こるべくして起きているいると言えます。これまでのインドネシア政府による政策の失敗のつけが回ってきているのです。

 

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マレーシア、新型コロナワクチン接種センターで集団感染

新型コロナワクチン接種センターで集団感染

 

日テレニュース24の記事より

新型コロナウイルスの感染者が急増しているマレーシアで、ワクチンの接種センターでの集団感染が発生しました。 マレーシア政府は13日、首都クアラルンプール郊外の大規模接種センターでボランティアスタッフの集団感染が発生し、消毒などのため一時的に接種センターを閉鎖したと発表しました。

この接種センターで働くスタッフ2人の感染が判明したことから、453人のスタッフ全員を検査したところ、半数近い204人が感染していたということです。 ただ、スタッフのおよそ9割はワクチンを接種していて政府は、「感染者から出ているウイルス量は少ない」と説明しています。

政府は、9日から12日の間にこの会場で接種を受けた人に対し、10日間の自主隔離を求めました。 マレーシアでは、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」の拡大などで、1日当たりの感染者が1万1000人を超え、これまでで最大規模の感染拡大が続いています。 マレーシアのワクチンの接種率は、13日時点でおよそ26%です。(英・オックスフォード大)

 

クアラルンプール郊外の大規模接種センターでスタッフの集団感染が発生しています。スタッフ453人の内204人が感染していたということで、何と半数近い人が感染していたそうです。

殆どの人が自覚症状がなかったとしたら、いかに広範囲に感染者が広がっているかということです。

他国に比べ厳しいロックダウンを実施しているマレーシア、感染拡大が止まらないということは既に、人から人への感染連鎖が普通におこっているということだと思います。

政府も政策の重点をワクチン接種と、重症化防止対策にシフトするべきです。

新型コロナが、普通の感染症やインフルエンザのようになっていく過程に入っているのでしょう。

 

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本日、インドネシアより特別便で日本人在留者が帰国

インドネシアから日本人の脱出が本格化

FNNプライムオンラインニュースより

加藤官房長官は、13日午後4時過ぎ、新型コロナウイルスの感染が急拡大しているインドネシアから、14日、民間航空会社の特別便で、現地に住む日本人が帰国することを明らかにした。

加藤官房長官「あす14日、在留邦人が、日系航空会社の特別便で帰国予定。政府としてもこれを支援していく」 加藤官房長官は、会見で、「邦人保護の観点から官民連携する形で、希望者ができるかぎり速やかに帰国できるよう措置する」と述べた。

インドネシアでは感染が急拡大しており、外務省によると、日本人の死者は12日時点で、14人にのぼっている。

 

一日の感染者数が、4万人越えのインドネシア、ついにインドの感染者数に並びました。

人口数で考えると、はるかにインドの感染者数を超えていることになります。

日本人の死亡者も先週の比べ、さらに増えているようです。他国に比べても日本人の犠牲者数が多くなっていますが、これは、的確な治療を受けられない状況のためではないかと思います。

こういった中、日本への帰国を希望される方々への特別便が本日飛びます。今後、官民協力して、支援の強化を続けるということです。

在留日本人の人は、いろいろ事情はあると思いますが、可能なかぎり早期にインドネシアを脱出をした方がいいと思います。

 

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愛媛県中村知事が、マレーシアバドミントン代表にオンラインでエール

愛媛県中村知事がオンラインでマレーシアバトミントン代表にエール

 

マレーシアバドミントンチームの合宿予定地だった松山から、愛媛県の中村知事がオンラインでマレーシアのバトミントン選手らにエールを送りました。

マレーシアのバトミントン競技界初の金メダルをねらう、男子シングルス、リー•ジージア選手からは、力強い誓いのことばがあったとのことです。

マレーシアの選手団は18日に、日本へ入国するそうですが、リー・ジージア選手の金メダルや他のマレーシア選手を皆で応援しましょう。

 

 

www.news24.jp

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相変わらず感染者数の増加だけに偏った、日本のマスコミと、政府のコロナ対応

 感染者が少し増えると、非常事態宣言の再発令です。

 

感染者数が、増加傾向になった途端に東京に4回目の緊急事態宣言が発令されました。

www.mhlw.go.jp

もともと日本は、感染者数も他国に比べてずっと低いのですが、マスコミや政府が、相も変わらずただ感染者数が増加傾向にあるということだけを煽って、緊急事態宣言の発令です。

とは言っても、マレーシアに比べると、実際緊急事態宣言といってもほとんど日常生活への影響はありまん。。。。普通に電車は動いているし、外出制限なく、経済活動も動いています。。

従って、非常事態宣言は、人流を抑えるためのプレッシャーをかける意味しかないにように見えます。

実際、厚生労働省からのデーターを見ても、感染者数は増加していますが、重症者数、死亡者数とも減少しています。

高齢者を中心にワクチン接種が急速に進んでおり、明らかに効果が出てきているのです。

いい加減に、感染者数だけを取り上げるのではなく、重症者、死亡者数に重点を移した政策の実施に軸足を移すべきだと思います。

シンガポール政府が打ち出したように、国民の大多数にワクチン接種が進んだ後は、感染者数の発表もやめ、ウィルスとの共生を目指すと明確に国民に対して説明するべきです。

 

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インドネシア、出国時に中国製ワクチン接種必須条件を撤回

インドネシア規制緩和、出国時に中国製ワクチン接種必須を一転撤回

news.yahoo.co.jp

感染者、死亡者も増加する一方のインドネシアから、出国を希望している外国人が急増しています。これに対し、出国時にワクチン接種が義務付けられていましたが、今回撤回されました。

日本、米国、豪州、シンガポール等の大使館が共同で、インドネシア政府へ働きかけたということで、本当に良かったと思います。

本国への帰国を希望する外国人にとって深刻な問題は、中国製ワクチンを接種条件とされたことです。明らかに中国製ワクチンには問題があります。

日本人の感染者も1週間前に比べ40人、死亡者も4人増加したということですので、事態は相当深刻です。

今回の撤回措置によって、少しでも出国のハードルが減り、日本人の方々の緊急脱出の道が開かれることに期待します。

 

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インドネシア、モデルナ製ワクチンを医療従事者に3回目のワクチンを追加接種、

医療従事者に対し、モデルナ製ワクチンによる3回目の追加接種実施を決定

AFP=時事より

インドネシアで、複数の医師がワクチン接種を完了していたにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で死亡したことを受けて、医療従事者を対象に米モデルナ(Moderna)製ワクチンによる3回目の追加接種が実施されることになった。当局が9日、明らかにした。

同国は、中国製薬大手シノバック・バイオテック(Sinovac Biotech)製のワクチンに大きく依存している。  インドネシア医師会によると、新型ウイルスに感染して死亡した医療従事者1000人のうち、10人以上がワクチン接種を完了しており、シノバック製ワクチンに対する懸念が生じていた。  

ブディ・グナディ・サディキン(Budi Gunadi Sadikin)保健相は、政府が医療従事者147万人を対象に、モデルナ製ワクチンを使った追加接種を実施すると発表した。

「3回目のワクチンは、医療従事者にのみ投与される。医療従事者は日々、多量のウイルスにさらされているからだ」と同氏は説明し、「医療従事者を何としてでも守らなければならない」と述べた。  米国から供与されるモデルナ製ワクチン400万回分は数日中に届く予定で、到着次第、接種を開始するという。  

インドネシアでは、感染力の強い「デルタ株」が主流となり、新型ウイルスの感染が急拡大している。

 

中国製ワクチン接種済みの医療従事者の感染、死亡例が増えているインドネシアでは、モデルナ製ワクチンにより3回目の接種を目指すことが発表されました。

中国製ワクチンについては、有効性についていろいろと議論されており、インドネシア政府は有効であるとの立場を取ってきましたが、ここにきて、医療従事者を守ることを優先した決定です。

インドネシアの感染状況は、危機的状況を迎えつつありますが、インドネシアのワクチン政策はこれまで中国一辺倒の状況にありました。

ここにきて、日本や米国からの無償供与されるワクチンが届くようになり、今回の措置で実質的に中国製ワクチンに対する懸念を認めた格好になっています。

今後は、医療従事者だけでなく、一般にも中国製以外のワクチン接種を拡大させないと感染拡大を抑え込むことは難しいのではないでしょうか。

 

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インドネシア人の友人の奥さんが新型コロナに感染

インドネシアの感染状況は、相当ひどい状況になっているようです

 

昨日、インドネシア人の友人からメールが来た。

奥さんが、新型コロナ人感染してしまい、いい薬がないか探しているとのこと。。。

いまのところ、症状は、熱、くしゃみと普通の風邪の症状。。。。

病院に入院する気もないし、隔離ということにもならないようす。

この奥さんも一応医師なのですが、全く、インドネシアでは病院というものをあてにしないのは、コロナの前からです。

どうも、新型コロナに効く薬を探しているようだが、イベルメクチンは既に買い占められて、手に入らなくて困っているようです。

日本でどんな薬が使われているのか聞きたかったようですが、日本では、イベルメクチンも承認されておらず、今のところ特効薬的なものはないと説明しました。

よほど重篤化しないかぎり、自分の免疫力で克服するしかないので、自宅で何とか乗り切るしかないのでしょうが、それにしてもインドネシアでは状況が深刻です。。

 

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シンガポール政府、中国製ワクチンを接種統計から除外

シンガポール政府が中国製ワクチン(シノバック)接種統計から除外へ

 

news.yahoo.co.jp

シンガポール政府は、同国の接種統計数字には政府の予防接種プログラムのみ入れるとし、中国製ワクチン(シノバック)を除外すると発表しました。

政府の予防接種プログラムには、モデルナ、ファイザー、独ビオンテック等が入っています。

民間医療機関による接種には、特例で中国シノバック製ワクチンも使用されているようですが、これを政府の正式な統計数字に入れないということです。

この措置の意味するところは、公式な接種統計に中国シノバック製ワクチンを入れると、統計数字として信頼性が担保されないということだと思います。

シンガポールでは、中国製ワクチンの接種者にはコロナ感染再検査を進めるなど、明らかに政府として中国製ワクチンに対し不信感を持っているということです。

中国製ワクチンが90%を占めるインドネシア、半数近くを中国製ワクチンが占めるマレーシアで感染が爆発的に増えているところを見ても、やはり、中国製ワクチンの有効性の問題があるのは確かなようです

 

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インドネシア、出国時のワクチン接種義務一部撤回

インドネシア政府、出国時のワクチン接種義務を一部撤回しました

 

日テレニュース24(7月6日)より

新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、インドネシア政府は外国人が出国する際にワクチン接種を義務付けるとしましたが、日本大使館の申し入れなどを受け、一部撤回しました。

インドネシアでは6日から外国人の入国だけでなく出国の際にもワクチン接種が完了しているよう求めるとしていました。これについて現地の日本大使館は、日本人の一時帰国などに支障が出るとしてインドネシア政府に方針転換を求めました。

その結果、首都ジャカルタなどの国際空港の周辺に住む外国人が直接出国する場合は、ワクチンの接種は不要になったということです。 ただ、空港まで長距離の国内移動を伴う外国人については依然としてワクチン接種が求められるため、日本大使館はこうした日本人にも同様の措置をとるよう求めています。

また、日本大使館によりますと、新型ウイルスによる日本人の死者はこれまでに10人にのぼり、このうちの半数は6月末からの10日あまりで死亡したということです。

 

インドネシア政府は、7月6日から出国の外国人にもワクチン接種を義務付けていましたが、日本大使館等の方針転換を求めに応じて、ジャカルタ等空港近辺に住む外国人については方針を撤回したそうです。

これで、ジャカルタに住む日本人については、緊急退避する際にワクチン接種が条件とならないということになりそうです。

日本大使館は、地方に住む日本人についても同様の扱いを引続き求めていくようですが、インドネシア人にも国内移動についてはワクチン接種を条件としているので、なかなか難しいかもしれません。

ここにきて、日本人の死亡例が増えているのも、医療施設の満床により適切な措置が取られていないことが最大の原因と考えられますので、帰国希望の人は陰性、陽性にかかわらず全て帰国できるよう政府は対処すべきだと思います。

 

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インドネシアコロナ感染拡大、在住日本人が10日間で5人死亡

インドネシア在住日本人が10日間で5人、コロナ感染により死亡

 

www3.nhk.or.jp

悪い予感がしてましたが、インドネシアで在住日本人が10日間で5人も死亡していたことがわかりました。

亡くなったのは、現地に長期に滞在する人や、駐在員だそうです。中には40代の人もいたそうです。

これでも、インドネシアでは日本人の死亡者が出ていましたが、デルタ変異株の流行でさらに最近だけでも5人もの人が亡くなくなっていたということは本当に驚きです。

ジャカルタでは、ほぼ収容病床は満杯の状況で、自宅療養を余儀なくされている日本人も多いようです。

こういった中で、インドネシア政府は外国人の出国にワクチン接種を条件づけましたが、それどころではありません。日本政府は、邦人の国外への緊急輸送を至急を手配する必要があります。

 

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インドネシア政府、外国人の入出国にワクチン接種証明の提示義務付け

 

インドネシア政府、外国人の入出国にワクチン接種証明義務付け

在インドネシア日本大使館ウェブサイトより

●  7月4日、インドネシア政府は、国内外の移動を強化する通達を発出しました。
●  インドネシア入国には、ワクチン接種証明書の提示が条件とされ、入国後の指定宿泊施設での隔離期間を8×24時間に延長するとされました。
●  また、インドネシア国内滞在中の外国人が国内外へ移動する場合、インドネシア国内でワクチン接種を行わなければならないとされています。

 

インドネシア日本国大使館

 

1. インドネシア政府の新型コロナウイルス対策ユニットは、7月4日付け通達(第8号通達への追加通達)を発出し、新型コロナウイルスの変異株の感染拡大を踏まえ、外国人の入国及び出国規制を強化すると発表しました。この規制強化措置は、7月6日から適用され、追って定められる期限まで有効とされています。
 
2. この追加通達では、インドネシア入国には、2回接種を完了したことが確認できるワクチン接種証明書の提示が条件とされたほか、入国後の指定宿泊施設での隔離期間が8×24時間に延長されるとなっています。また、インドネシア国内滞在中の外国人が国内及びインドネシア国外へ移動する場合、インドネシア政府主導無料ワクチンプログラムまたは企業主導ゴトンロヨン・ワクチンプログラムによるワクチン接種を行わなければならないとしています。なお、ワクチン接種年齢に満たない子どもの扱いについては、この通達では規定されておらず、インドネシア政府の説明によると、国内・国外移動のいずれも行うことができないとされています。
 
3. 主な変更点は以下のとおりです。
(1)入国後の隔離期間
インドネシア入国後、政府の承認を得た隔離指定ホテルにおいて、8×24時間隔離を行う(費用は自己負担)。PCR検査は、隔離の1日目及び7日目に行われる。
(2)ワクチン接種義務
ア 外国人は、ワクチン接種が2回とも完了したことを示す証明書またはカードを提示することを入国の条件とする。
イ インドネシア国内に滞在している外国人が国内または外国へ移動する場合、政府主導無料ワクチンプログラムまたは企業主導ゴトンロヨン・ワクチンプログラムのいずれかにより、ワクチン接種を行わなければならない。
ウ ワクチン接種証明書またはカードの提示義務は、相互主義の原則に基づき、閣僚級の外国高官の公式訪問に関連する外交査証または公用査証保持者およびトラベル・コリドー・アグリーメントの枠組により入国する外国人には適用されない。
(3)インドネシア人については、入国後の隔離は8x24時間に延長されたほか、入国時にワクチン接種を行っていない場合、隔離期間中の2回目のPCR検査の陰性が証明された後にワクチン接種を行うとされています。

 
4. 今回の措置には、日本へ一時帰国をしてワクチンを接種しようとする方がインドネシアを出国できなくなることをはじめとして、重大な問題があるところ、当館としては、外国人の国際的な往来の障害とならないよう、インドネシア側に対して見直しを働きかける予定であり、進展が得られ次第、随時お知らせしていきます。
 
5. インドネシアにおける新型コロナウイルス対策のための措置は、突然変更される可能性があります。邦人の皆様におかれても、最新の関連情報の入手に努めてください。
 
6. 現在、インドネシアでは、ジャカルタ首都圏を始めとしたジャワ島を中心に、新型コロナウイルス感染が急激に拡大しています。在留邦人の皆様におかれては、感染状況やインドネシア政府による措置等に関し、最新の状況に注意するとともに、今後、感染状況が更に悪化する可能性も念頭に、御自身や御家族の安全の確保に努めてください。
 

 

これは大変なことになりました。本日より、インドネシア政府が外国人の入出国についてワクチン接種証明書の提示を義務付けました。

日本から入国する場合も事前にワクチン接種を受ける必要があります。しかし高齢者を除き多くの日本人は、まだワクチン接種を受けられる状況にはありません。

また、インドネシア国内から出国する場合にもワクチン接種を受ける必要があります。現在、感染者の急増により、駐在員を国外退避させるにも、ワクチン接種を受けさせるとなると、中国製ワクチン接種を余儀なくされます。

日本に帰国してワクチン接種を受ける道も閉ざされてしまいます。

こういった現実にそぐわない規則を突如出すのもインドネシアらしいのですが、ここは日本大使館は強く抗議する必要がありそうです。

日本政府は、ワクチンを無償供与したばかりなので、外交ルートを通じても日本人の扱いについて適応猶予を交渉してもらいたいと思います。

 

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インドネシア医療崩壊「目前」駐在員の帰国検討も

邦人の感染者数が増加も、50人もの人が入院を待つ状況

日系企業の中には、日本人駐在員の帰国や、国外退避を検討する動きが出ています。

news.yahoo.co.jp

 現地在住の日本人の感染者も拡大、267人に達していますが、その内、50人以上の人が入院待ちをしている状況だそうです。

ジャカルタの各医療施設は、隔離病床が満杯の状況に近づいており、医療崩壊が叫ばれるようになっています。

そうでなくても、医療水準に問題があるお国事情なので、在住日本人の方がたは、さぞや心細い思いをされていることでしょう。

このような状況の中で、各日系企業が、駐在員を何とか国外退避させるか、日本への帰国を検討を初めているのも当然です。

一刻も早く実施されることを望みます。また、すぐには動けない人も、比較的安全な地方への一時避難を検討するべきではないでしょうか。

インドネシア政府は、これまで本格的なロックダウンは避ける方向で動いてきましたが、ここにきてようやくジャカルタへの車両進入禁止も強化してきています。

マレーシア等と比べても、これまでのインドネシア政府の対応は生ぬるいように感じます。

これまで進めてきたワクチン接種もほとんどが中国製ですので、感染者の拡大阻止に本格的に取り組まないと一時のインドのような状況になってしまうのも時間の問題でしょう。

 

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シンガポール政府は、中国製ワクチンシノバックを接種した人は再検査へ

中国製シノバックワクチンを接種した人は新型コロナ検査を再検査へ

シンガポールでは、集会へ参加する場合、ワクチン接種を受けた人は検査を免除していたが、中国製シノバックワクチンを受けた人は、再検査させることにしたそうです。

news.yahoo.co.jp

合理的な判断をするシンガポールが中国製ワクチンを受けた人の再検査を進めるということは、中国製ワクチンが新型変異株には有効でないと認めたようなものです。

インドネシアでは、接種したワクチンの90%がシノバックワクチンということなので、再接種が必要となると、インドネシア政府としては一大事です。

根本的にワクチン政策を見直す必要があるほか、ますます、新型コロナ共生時代への道が遠のいてしまいます。

 

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インドネシア大阪総領事館はすっかり変わっていました

インドネシア大阪総領事館の変わり方にびっくりです

 

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認証手続きのため、在大阪インドネシア領事館へ行ってきました。

久々のインドネシア総領事館への訪問でしたが、場所も心斎橋から、今後万博を控え発展が期待されている湾岸地域に近い、中之島に移転していました。

なんと国際会議場隣接する、中之島インテスというビルの最上階ワンフロアーの総領事館です。移転前の総領事館に比べたら相当な広さです。

インドネシアへは、関西からの進出企業が多いこともありインドネシア政府にとっての関西地区の重要度が高いのではないでしょうか。。かなり力が入っているなと感じました。

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また、領事部の対応の良さにもびっくりです。5年ぐらい前までは、はっきり言ってインドネシア領事館の窓口対応の悪さは、有名だったのですが、すっかり変わっていました。

まず、評判の悪かった日本人窓口担当者はいなくなっていて(昨日見た範囲では)、インドネシア人職員が対応してくれました。

しかも、午後の業務時間は、13:30からなのですが、13:00に行っても、そのうえ、よく考えると金曜日のお祈りの時間だったにも対応してくれました。本当に、ちょっと前まで考えられない対応です。

 

海外への業務や観光での渡航で一番最初のコンタクトポイントが、その国の大使館、領事館の窓口です。

最初のコンタクトで、その国への印象が大きく変わってくるものですが、インドネシア総領事館でも大きく意識変革が起きて、進化しているということです。

一方、多くのアジアの国が大阪に領事館を設置しているのですが、マレーシアは領事館がありません。

今回のような手続きが必要になったときにわざわざ東京まで行かないといけないということです。

マレーシア航空の関空便の対応といい、どうもマレーシアは関西を重視していないと思えるのですが。。。思い過ごしでしょうか。

 

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