ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

プトラジャヤにある歯科クリニック

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村    👆ランキング応援ポチット宜しくお願いします。       人事のオンラインサロン【人事倶楽部】

f:id:huyan:20200615184825j:plain

Jalan Diplomatik プトラジャヤのDr K クリニックがある通り

 

インプラントの奥歯が抜けてしまった。

2週間ほど前から、奥歯に多少痛みがあったが、本日の朝ポロっと抜けてしまった

マレーシアでは、日系のクリニックで歯医者さんに一度みてもらったことがある。ただのコンサルテーションだけなのに、専門医に相談する必要があるということで2度来院したため、費用も倍かかった。

また、よく聞く話では、マレーシアの歯医者はとにかく高くて、椅子に座るだけで、3万円~4万円ぐらい取られると。

インターネットで、検索してみたが、3か所ぐらいのクリニックの名前が、日本語ができる歯医者さんとか、日本語のできるスタッフがいるということで紹介されているが、インプラントの専門医でもなさそうだ。

そこで、住んでいるプトラジャヤ近郊で専門医をさがすことにした。グーグルで評価の高いクリニックを検索していくと、アパートから車で5分ぐらいのところに条件のあうクリニックを発見。

さっそく、電話をしてみると、やはりマレー語で反応があった。12時に予約が取れるということなので、費用のことは気になるが思い切って行ってみることにした。

 Dr K クリニック(Klinik Pergigian Dr K Putrajaya)

https://www.facebook.com/KlinikPergigianDrKAmpang/

→クリニックのWeb サイト

f:id:huyan:20200615184953j:plain

クリニックの受付

f:id:huyan:20200615185909j:plain

クリニックの待合室

Jl.Diprpmatikを中心としたこの周辺は、ちょうどプトラジャヤの官公庁街から車で5分ぐらいの場所にある住宅街の中心にある商業地域だ。

街並み自体は、マレーシアでどこにでもあるショップハウスが連なっている風景だが、新しくて、清潔な印象だ。

ところが、クリニック周辺の中心街は、どこもかしこも車が駐車しており全く駐車スペースが見つからない。

中心街を一周したあと、中心街から少し外れた場所に大きな広場があり、駐車場かどうか分からなかったが、たくさんの車が駐車していたので、他の車に並んで駐車し、徒歩で歯科クリニックに向かった。

この街も、他のマレーシアの街と同様に、袖看板がないのでとにかく目的場所をみつけにくい、真正面に立たないと店舗看板が確認できない。グーグルマップを使ってとにかく目的地に到達しているはずだと思っても、歯科クリニックの場所が確認できない。

そこで、クリニックに電話を入れて、現在地を連絡したら、ああそこから横の階段をあ使って2階に上がってくださいということで、ようやく歯医者にたどり着いた。

こじんまりしているが、清潔な感じの受付と待合室

受付は、クアラルンプール中心部にある日本人向けのクリニックと違って、派手さはないが、こんじまりとして清潔な感じだ。また、受付でもお決まりのこまごまとした問診票も書く必要もなく住所とパスポートの提示のみだった。

受付の女性も歯科助手兼務の様子で、てきぱきと受付処理をしてくれた、先約の患者さんの治療が遅れて10分ほど待たされてたが、無事に名前を呼ばれて私の順番がやってきた。

案内された治療室もこじんまりとしていたが、清潔で全く違和感は感じない。ひととおり、症状を説明したあと、360度のパノラマレントゲン写真を撮影し、オンラインで即時に画像を診察台の画面に取り込み、ドクターが状況について説明してくれた。

歯が抜けた要因、他の歯への影響もないので心配ないこと、今回の患部の回復状況を2か月後にもう一度確認したうえで、今後の処置方針について相談しましょうということで無事診察終了。ひと安心した。

リーズナブルな診察費用

ひと安心したあとの、問題の会計についてだが、会計についてもほとんど待たされることなく、名前を呼ばれた。

初回診察とパノラマレントゲンの費用を合わせて160リンギットということで、非常にリーズナブルだと感じた。日本の保険診療の自己負担分と同じぐらいの感覚で、クアラルンプール中心部の日系クリニックに比べると相当に安い。

診療費用についても、受付にすべての診療項目別の料金の一覧表が掲示されており、インドネシアのようなアバウトさはない。患者からすれば、非常に安心感がある。

医療技術に関しては、本日だけの経験ではわからないが、治療室から出たとき、私のあとの予約順番の患者さんも既に待っていたので、それなりに、はやっているクリニックではないかとは思う。

なぜリーズナブルな診療料金なのか

自宅に戻って、さっそく、知り合いのマレーシア人に報告したところ、マレーシア人からみてもその料金設定はリーズナブルという評価だった。

知人の説明によると、プトラジャヤは、首都機能を移転させた、連邦直轄地であり、新しく都市開発をしている都市だ。

住民の多くは、官公庁に勤務するマレー人とその家族であり、住宅地と都市機能の整備が急速進められている。

マレー人優先政策として、直接政府からの補助があるかどうかはわからないが、駐車料金も徴収されていないし、道路網、住宅街、商業地もきれいに整備されているし、診療費用についても、標準料金について政府から指導があるのかもしれない。