マレーシア航空の関空便のキャンセル
喜び勇んで購入した関西空港行きがキャンセルされた
この行動制限令の期間、ANAとJALの日本の航空会社は、クアラルンプールと成田、羽田便を何とか維持してきた。
一方、関空便直通は、コロナ問題以前もエアアジアかマレーシア航空のみであったが、行動制限令がスタートしてから完全にストップしてしまった。
私の場合、大阪に帰るには、成田か羽田到着後公共交通機関が使えないので、空港周辺のホテルで2週間隔離生活を送くったうえで大阪へ移動するか、或いは、わざわざ大阪から家族に、成田か羽田まで迎えにきてもらうしかない。
ところが、今月に入り、エアアジアとマレーシア航空が、7月のフライトの受付を開始したので、喜び勇んで、まずはじめに、エアアジア便をオンライン購入した。
ところが、チケット購入直後、1週目には、エアアジアがフライトのキャンセルを発表、仕方ないので、マレーシア航空便のチケットをHISを通じて購入したところ、これまた2週目にキャンセルを発表。
エアアジアは、①同路線の予約日の変更か、②購入金額分を自己アカウントにプール、今後2年間同社の航空便利用に充当可能、が選択できるということなので自己アカウントの開設を選択した。
ところが、問題は、マレーシア航空だ、
当初、航空券購入時には、リファンドも可能ということだったのに、いざキャンセルとなると①同路線の予約日の変更か、②オープンチケットへの変更しか認めないということにされてしまった。
しかも、運賃に差額が出たら、差額を徴収するということであり、航空会社側の都合でキャンセルしておきながら、何という仕打ちだろうと怒りでいっぱいだ。
そもそも、航空運賃は、その時点の需要供給と、各航空会社の営業政策で決まるので
エアアジアのアカウント方式であればフェアだと思うが、マレーシア航空の場合は、全くアンフェアだ。
それでも、何とか8月の予約受付便については、エアアジアもマレーシア航空キャンセルすることなく、何とか飛ばしてくれればいいが、これは、まったく状況次第だ。
8月に飛べは、マレーシア航空で日本へ帰国、マレーシアへの戻りのフライトは、アカウント方式によりエアアジア便を使えばよい。
首都圏と地方の利便性の格差
今回のコロナ騒ぎで思うことは、首都圏と地方の利便性の格差だ。地方の人にとって、首都圏でのホテルでの隔離処置というのは、相当な経済的、精神的負担になる。
ANAとJALが交互に週2回ベースで、クアラルンプールと首都圏を飛ばすのであれば、そのうち1便は、乗り継ぎ便でもいいので、札幌、名古屋、大阪、福岡等へ飛ばせないのだろうかと思う。
各地方に向けて、月1回でもフライトがあれば、首都圏以外の日本人、日本在住のマレーシア人とって大きなメリットになると思うが。
とはいえ、マレーシアの政府もグリーン地域として日本も往来の自由化に向けて検討に入っているようなので、近いうちに、制限緩和は確実に進むだろうとは思うが。