日本の豪雨被害に関して思うこと
このところ過ごしやすい気候
このところ、特に7月に入って過ごしやすい気候。
WEB情報を見ると、クアラルンプール地域は、7-9月は雨量が減る時期らしい。
適当にスコールはあるし、何となく日が照り付けるわけでもなく、日中に冷房をつけることも全くない。
雨量自体は、年がら年中、降っているのであまり変化は感じない。
季節感がないのが問題だが、マレーシアは大きな自然災害がないので安心だ。
日本は豪雨で相当な被害
日本からのニュースは、豪雨の被害ばかりで、何となく、このところのコロナ問題がかすんでいる。
毎年ながら、この時期になると、史上最大の降雨量、予想外の豪雨という単語が並んで、浸水した家屋、自動車の画像が飛び込んでくる。
あるテレビの情報によると、史上最大というマスコミのことばの使い方には、からくりがあるようだ。
マスコミは、とにかく大きくニュースを報道するのが目的なようだが、実体としても、大きな被害になっているのは事実だ。
それにしても、毎年、襲ってくること災害なので、もう少し強力な対策が事前にとれないのだろうか。
一旦、ことが収まるといつのまにか、ニュースで報道されなくなり、そのうち、みんな忘れてしまう。
マスコミはきちっとフォローをして、マスコミの責任として、政府や地方自治体をプッシュしてほしいものだ。
ここしばらく、酷暑の時期と極寒の時期に日本には帰っていない
日本へ帰る用事があるときは、いつも4月ごろか10月ごろに帰ることに決めている。
梅雨の時期の豪雨、7月、8月の酷暑、冬の極寒を思い出すと、よほどの急用がない限り、日本へ帰る気がしない。
テレビ画面で見る災害や、熱中症などのニュースを見ると気が滅入る。
やはり、いい季節に日本へ帰りたいと思う。
この地域に比べ厳しい日本の自然環境
前在住地のジャワ島西部、そしてここマレーシアと厳しい自然災害がほとんどない。
インドネシアでは、地震が発生することがあるが、スマトラ島の北部か、マルク諸島とかスラベシ島とかいった地域で、ジャカルタ周辺で大きな地震は発生したことはない。
これまでの最大の地震は。2004年のスマトラ島の北西部、インド洋で発生したマグネチュード9.1のスマトラ島沖地震だ。
この時は、津波でアチェを中心に、マレーシア、タイ、ミャンマー、スリランカ、インドなどで甚大な被害が出ている。
インドからスマトラ島、ジャワ島の南側通り、オーストラリアにかけて活断層が走っており、この周辺でちょこちょこと地震発生している。
マレーシアは、この活断層の影響はなさそうなので、地震発生の可能性は少なそうだが、油断は禁物だ。
この地域の穏やかの気候、自然災害の少なさに比べ、やはり、日本の自然環境は厳しい。
日本人としては、宿命的ではあるが、それを乗り越えるのも人間の知恵なので、何とか政府、民間が一致団結して、自然災害に対してもっともっと強い対策を取ってほしいと思う。