ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

つれあいが帰国して2週間の自宅隔離期間9が終わった。

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つれあいが帰国して2週間、いよいよ自宅隔離が終了

つれあいは、予約していた’7月出発予定のクアラルンプールから関空行きのエアアジア、マレーシア航空が全便キャンセルになり、先月26日の成田行きANA便で帰国した。

家族の出迎えで、大阪の自宅に戻ってから、自宅隔離の2週間がやっと経過した。

その間、保健所とのコミュニケーションはメールのみだったが、毎日、体温の報告は必要だったようだ。

保健所もてんてこまいな状況ので、入国時のPCR検査が陰性で、体温が安定していれば、特に手をかけることもしない。

これで、本人は晴れて自由の身となり、昨日、入院中の義母の見舞いのため田舎へ移動した。

ところが、病院で面会が拒絶された。

海外から帰国後、2週間の自宅隔離を終了したところまでは良かったが、大阪から田舎までバス移動したことが問題となったようだ。

つまり、感染者がゼロである田舎からみると、感染地域である大阪から、一般の交通機関を利用したということは感染リスクが高いということらしい。

病院側の立場として、院内感染防止の観点からの対策としては理解できる。

しかし、感染者がいない地域からみれば、感染者がいる地域イコール汚染地域とみられるということだ。しかも、東京及び周辺、大阪等で感染者再拡大している。

この視点からすると、”諸悪の根源は東京だ”という兵庫県知事の発言につながったり、”GO TOキャンペーン”と言いながら、東京からの観光客はお断りというムードになっているのも同じ理屈だ。

同じような、根拠なき差別が日本人に対して外国で発生している。

  1. インドネシア政府が正式に発表したインドネシア初のコロナ感染者がマレーシアからの日本人接触者だったため、インドネシア在住の日本人がタクシーの乗車拒否なの差別を受けた。
  2. パレスチナで、日本人の女性が、アジア人といういうだけで路上で殴られた。パレスチナでは、アジア人に対し異常な差別があるらしい。
  3. 米国でも、コロナ感染に関して、特に西海岸でアジア人に対する差別行為が激しい。日本人経営のレストランが、破壊に対象になったケースも発生。

日本の対策は、どうも生ぬるく見える

マレーシアは、クラスター対策も徹底的に抑え込み、経済活動を復活させても今のところ感染者数は低く抑えられている。

それに比べ日本は何と情けないのだろう。

日本は、非常事態宣言を全体的に出すことは、もうできないのだから、個別のクラスターには徹底的に厳しく対応してほしい。

接触者トレース用のアプリも全く機能していないし、10万円の定額給付もいつまで時間がかかっているのだろう。

IT技術など普通のアジアに比べても遅れをとっていることが露呈してしまった。本当に国民全体の責任として捉えないと、日本の未来はない。