RMCO(回復のための活動制限令)の延長について思うこと’
マレーシア政府は、12月31日までRMCOを延長。
さて、延長理由についていろいろと疑問がある
まず、政府の延長理由は、
首相は「国内で輸入症例が多く、また他国でも新型コロナウイルスの感染が収まっていないため」だ。
でも、おかしくないか、マレーシアの報告症例は毎日10件前後、そのうち輸入例は数件のレベルだ。
ただ、件数だけみると、ほぼ無視していい数字だと思うが。。。。
しかも、死亡者はずっとでていないし、重症者数も少ない。
日本のように、海外で陽性者数が増えている例はあるが、3月、4月ごろの状況とは明らかに違う。
保健省は先に首相に対してRMCOの延長を提言。
あまりにも、ゼロリスクを目指していると、将来きっと後悔することになるぞ。
日本のように、ある程度全国民が新型コロナウィルスに暴露しておかないと、
集団免疫の獲得が遅れてしまうよ。
また、保健相のいうことをあまりにも聞きすぎ、経済の専門家のいうことも聞きましょう。
8月初旬にクダ州で発生したクラスター感染ではこれまでより感染力が強い変異したウイルスが発見された。
どれくらい偉いウィルス学者が、マレーシアにいらっしゃるかしらないが、
感染力が強いといいながら、実際、全然陽性者数は増えていないではないか。
感染力が強いということは、一般的に毒性が低いとも言われている。
世界保険機構(WHO)は収束予測を2年後としていることなどを理由としている。
であれば、2年間活動制限令を延長しつづけるのか?
今回の新型コロナウィルスは、インフルエンザウイルスの親戚なので、消滅することはない。
インフルエンザがあまりないl国なので、感染症対応に、経験がないのだとは思う。
とはいっても、マレーシア政府は賢いと信じているので、
全体としてはNOとしておいて、個別ケースはOKとしていくのではないか。
シンガポールとの、国境再開を進めているし、
日本とも茂木外相との会談で、長期ビザ保有者の交流再開について決めている。
現実的な対応を期待する。