マレーシア政府が、実質鎖国政策を実施
マレーシア政府は、コロナ感染国からの入国を完全禁止
150,000人以上感染者がいる国からの入国を禁止。
今回、インド、インドネシア、フィリピンを新たに追加。
150,000人以上の感染者が出ている国を高リスク国と認定。
これらの国からの、長期滞在ビザ所有者の入国を禁止する。
現在の高リスク指定国は、アメリカ、ブラジル、フランス、英国、スパイン、イタリア
でも、あまりにも乱暴な議論ではないか。
しまも、インド、インドネシア、フィリピンは、非常につながりの強い国。
相当な数の長期滞在ビザ保有者がいるはずだ。
これまで、現場労働者の多くが、この3か国からきている。
マレー人優先政策からきている可能性が、見え隠れする。
結局、現場の事業者につけが回るだけだ。
そもそも、感染者数150,000人以上と決めてつけている。
しかも、現在の感染者数ではなく、累計感染者数だ。
累計感染者数を基準とすることに、何の意味があるのだろう?
国名 累計感染者数 死者 回復者 現感染者数 (人口:億)
インド 3,853,406 67,376 2,970,492 882,914 (13.7)
インドネシア 180,646 7,616 129,971 50,675 (2.7)
フィリピン 226,440 3,623 158,610 67,830 (1.1)
(マレーシア) 9.350 9.079 9,079 271 (0.3)
(日本 ) 70,401 1,335 60,327 10,074 (1.3)
本来、人口100万人あたりとか、単位あたりの感染者数とかで議論すべき、
累計感染者とすると、人口の多い国が累計総数が多くなるのは当然。
例えば、インドネシアでは、ジャカルタ首都圏が断トツで多いが、地方は少ない。
単純に150,000人以上の累計感染者で、高リスク国として、遮断するのは
いかがなもんかと思う。
そもそも論として、PCR検査の確率性の問題、陽性者と感染者は違うなどが、
議論されているときに。。。。。。
今回入国禁止対象は、永住者、駐在員、MM2H、レジデンスパス、マレーシア人配偶者、学生、PVPなど、
これは、実質鎖国政策であり、集団ヒステリーと言われても仕方がない。
これだと日本も、第2派がくると、簡単に15万人を超えてしまうので、
マレーシアと実質国交断絶状態になるかも。。。。