たいへんだ、アルコール類が販売規制強化へ進む?
はたして、マレーシアもアルコール類販売規制強化か?
国会でアルコール類販売禁止強化を求める声がでかくなる
イスラム原理主義政党、汎マレーシア・イスラム党(PAS)
マレーシアは、マジョリティが敬虔なイスラム教国。
当然、宗教上は、アルコール禁止。
普段から、アルコール類の販売に対しては、にがにがしく思っているはず。
なにかあれば、それをきっかけに、販売禁止派の声が強くなる。
今回も、飲酒運転による重大事故がきっかけで、罰則強化につながった。
そもそも飲酒運転はダメ、罰則強化は当然の流れ。
これまで、飲酒運転への罰則が甘すぎた。
問題は、アルコール類そのものの販売禁止にむけて、声が大きくなることだ。
マレーシアは、アルコール類がどこでも、堂々と売られている。
アルコール販売禁止が、もう日常になっていた私にとっては、それ自体が、インドネシアから来たときびっくりものだった。
インドネシアでは、アルコール天国から、販売禁止への悪夢を見た。
マレーシアでは、もう悪夢を見たくない。
アルコール類販売が、ほぼ禁止された悪夢のインドネシア
インドネシアでは、アルコール類販売禁止へむけて規制がどんどん強化された。
昔々、スハルトさんの時代は、アルコール天国だった。
ところが、ユドヨノさんの時代になり、政治自由化が一気にすすむと、
地方自治権の拡大が進み、アルコール類の販売は、日陰の身に一気に転落。。。
地方自治のボスたちは、人気取りに、アルコール販売禁止政策を前面に。
(自分たちは、ナイトクラブ、カラオケでどんちゃん騒ぎしてるくせに。。。)
ジャカルタを一歩でると、ほぼ全国で、巷のコンビニ、スーパーから、ビールが消え去った。
やがて、ホテルでもビールさえ飲めなくなり、私のような、のんべいには、悪夢の到来だった。
日本人は、今や、もっぱら、日本からの知り合いにお土産で運んでもらうか、日本人が集中している地域の、日系スーパーでかろうじて調達できるぐらい、
外国人向けの、レストランや、飲み屋さんでは、ビールやアルコール類を出している。
が、、これは、正規のルートではなく、当局へ交渉のうえ、裏ルートでお目こぼしになっているケースが多い。
たかがアルコールの話だが、されど、アルコールの話だ。日本人には、飲みにケーションはビジネス上も、一般生活上もすごーく大事。
マレーシアで、インドネシアでの悪夢を、再び見たくないものだが。。。。