あてがあるの?インドネシア政府ワクチン治験の準備指示
インドネシア政府、ワクチン治験準備をボゴール市に指示
ジョコウィ大統領とアミン副大統領
ボゴール市長が、準備状況について発表
治験場所に指定されたボゴールの保健所の状況について、ボゴール市長が準備万端だと発表。
まず、医療従事者の確保と、ワクチン接種の手順を制定したと。。。。
被験者が保健所に来て、ワクチン接種を受けたあと、その場で30分間観察を受ける。
そのあいだ、問題がなければ、帰宅を許されるが、。
観察時間中に、何か異常がある場合にそなえて、常時、救急車を待機させるそうだ。
ボゴール市長によると、治験が開始した場合、ジョコウィ大統領の視察も予定していると。
アミン副大統領は、ワクチンのハラル性について言及
アミン副大統領は、もちろん、ハラル(宗教上問題なし)であれば歓迎するが、ハラム(宗教上問題あり)でも問題ないと発言。
宗教上、アルコールは禁止されているので、ワクチンに含まれている可能性が問題に。。
アミン副大統領は。ハラムであっても、国家の緊急事態に際しては、問題ないとの見解を出した。
アミン副大統領は、宗教指導者でもあるので、これでこの問題には決着がつくでしょう。
苦しい立場のインドネシア政府
収まらない、感染者と死者の増加に、有効な対策をうてないインドネシア政府。
政府への社会的不満も大きくなっている。
ジョコウィ大統領は、7月に中国と組んでワクチンを開発来年の早々には供給を開始すると公言していたが。。。その後、音沙汰なし。
こんな中、政府としては、ワクチン治験のニュースは、一般社会の不満を抑える意味があるのだろう。
でも、ちょっと、有効なワクチンがそう簡単にできるわけがない。
一番進んでいる、米国や英国のワクチン開発もまだまだこれから、来年中に量産できればいいところでしょう。