マレーシア、すばらしかったMM2Hビザ制度は無くなる?
MM2Hビザ発給の停止、見直しについて
すばらしかったMM2H制度は。大きく変わるかもしれません
政府は、凍結されているマレーシア・マイセカンド・ホーム(MM2H)プログラムの取得条件の見直しを検討していることを明らかにした。再開時には新しい条件での申請となり、滞在許可年数も見直しの対象となる見込みで、安全保障や不動産、経済への影響などを鑑みて条件を見直す
MM2H(マレーシアセカンドホーム)ビザは、一定の条件を満たせば、実質的に永住的にマレーシアでの居住権を認められるビザです。
私も、初めてこの制度を知ったとき、とても画期的なビザだと感じました。
長年、インドネシアに住みましたが、基本的に、インドネシアでは外国人は、労働許可書はないと居住できません。リタイアメントビザの制度もありますが、当初5年は1年ごとの更新で、資産の保有等もできません。
それに比べ、マレーシアのこの制度は、単なる、リタイアメントビザではなく、もっと幅が広く、期間も10年その後の延長も可能、資産も持てるものです。
私の場合、約1年の手続きを経て、昨年末にやっと入手できました。
その後、今年に入り、手続き中の申請のほとんどが否決され、ついには、新規の申請は全て凍結されてしまいました。
今回のコロナ騒ぎで、見えたマレーシア政府の本音
コロナでマレーシアが、MCO(ロックダウン)を始めたとき、マレーシア国籍者、永住許可保有者の帰国は認められましたが、MM2H保有者の帰国は認められませんでした。
たまたま、マレーシアを離れていたMM2H保有者の扱いは、ビジネスビザ保有者と同じとなったのです。
つまり、マレーシアは、お前の2番目のホームではないと言っているようなものです。
これは、MM2H保有者にとっては、衝撃的な出来事です。実際、多くの人は、家を買い、車を買い、資産を移しているのです。
何故、急遽マレーシア政府は、方針を変えたのでしょうか。
なぜ、政府はMM2Hに対する方針を急遽変更したのか、背景は全く不明です。政府が、まったくディスクロージャーしないため、いろいろな憶測が飛び交っています。
既に、MM2H保有者の一部はマレーシアを離れることを決めたようです。
特に、凍結直前に行った、条件に適合していても新規申請受付分のほとんどを拒絶したため、深刻な不信感を呼んだようです。
現政権は、MM2H制度ではマレーシアにとってメリットが少ないと認識しているため、新しい条件は、月収条件(現在1万リンギット)、や強制預金(現在15万リンギット)の大幅な引き上げや、滞在期間10年の見直し等を考えているようです。
その他どのような改定を行うかわかりませんが、マレーシア永遠の住処と信じて移住してきた人たちは政治的な発言力もなく、非常に弱い立場にあります。
マレーシア信じた奴が悪いということだけにはならないように、お願いします。
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