マレーシア、貧困率はサバ州が最大です
サバ州では、76万人もの人が貧困層となっている
サバ州とクランタン州で貧困率が高い
国会での質疑で、マレーシアの貧困率について、統計数字が公表された。
統計数字によると、サバ州の今年の貧困率は19.5%と全国最大の貧困率となった。2016年の23.9%に比べるとやや改善したが、人口390万人の内、76万人がいまだ貧困層に分類されている。
サバ州に次いで、2番目はクランタン州で、貧困率は12.4%、23万人が貧困層となっている。
また、4年前に比べ、セランゴール州と、マラッカ州の貧困率が上昇しているほか、ラブアン州、パハン州、ジョホール州、ペルリス州でも、貧困率の高さが目立っている。
一方、一番貧困率が低いのは、クアラルンプールで僅か0.2%だった。人種別にみると、貧困率の高さは、マレー人、中国人、インド人の順番になっている。
一人当たりGDPは、クアラルンプールとクランタンで7倍もの差
クアラルンプール 167万人 55,961リンギット
ペナン 156万人 33,456リンギット
サラワク 247万人 33,307リンギット
セランゴール 546万人 31,363リンギット
ラブアン 9万人 29,116リンギット
・
・
・
サバ 321万人 17,242リンギット
・
クランタン 154万人 8,271リンギット
キナバル山
サバ州とクランタン州は確かに経済発展が遅れていますね。何と。クアラルンプールとクランタンでは約7倍もの差があります。
サバ州が、今回、コロナ感染の震源地となりましたが、やはり、この貧困率と何か関係がありそうですね。
世界で一番お金持ちの国ブルネイが州内にあり、国境を接しているインドネシアの東カリマンタン州も鉱物資源に、恵まれているので、サバ州も石油資源などの鉱物資源はが豊富ではないかと思いますが。。。。
2019年にはシンガポールと経済提携協定を結び、世界遺産となっているキナバル山を中心に観光開発を進める予定になっていたようですが、今回のコロナ感染拡大でもうどうにもならない状態なのでしょう。
残念ながら、実体としては、サバ州の貧困率はさらに拡大している可能性が高いですね、
ぽちっとランキング支援お願いします
にほんブログ村☞