サブリ上級相の発言に大きな変化が

国民の自覚を促す発言へ変化

今後より 現実的な対応へ変化する可能性が強い

新コロナの感染拡大について、国家安全担当のサブリ上級相は、いつまでも国民の行動制限を続け、SOPの順守を強制するべきではないと語った。

国民は、自ら感染防止に努めなければならないと・・・

例えば、台湾では、政府が強制措置を取ることなく、国民は自ら感染対策を自覚し、結果として感染拡大が抑えられている。

ウィルスは、既に、デングや他の感染症のように、我々の周辺に常にいる状況であり、行動制限をかけることなく、国民を自由にしなければならない。。。。と

これは、ペルリス州のスルタン、皇太子とArau宮殿で会談を行った後に、プレスに対し語ったものだ。

最近の外国人労働者の感染拡大は、集中的に検査を行ったことによる感染数の増加だ。

この国には、888,000人の外国人労働者がいる、そのうち５％が感染していたとすれば、それだけでも相当な数の感染者がいることになる。

それぞれのコミュニティで感染拡大しないよう、一層、コントロールを強化しなければならない。。。

サブリ上級大臣の発言は、国民の自覚を促す方向に変わっています。国民全体に対し行動制限をかける方式には限界があることを、政府も既に認識しているということですね。

世界の感染者数の増加を見ると、中国、台湾など一部を除いて、第３波が同じように拡大しています。

北半球の国は、冬になりウィルスが活発化していると言う意見もありますが、マレーシアや、インドネシアでも同じように急拡大しています。

最近の感染者数は、韓国９５０人（１２日）過去最多、日本３０３９人（１２日）過去最高　マレーシア２２３４（１０日）最高、インドネシア８３６９人（４日）過去最高と、状況はどこでも一緒です。

多分、コロナウィルスが変異を起こして、感染力が高まっている可能性もあるのではないでしょうか。

各国とも、今後の課題は、重症者、死亡者をどう抑えていくかにかかってきています。

マレーシアは、感染者数に比べ、重症者数１２１人、死亡者数累計４１１人ですので、よく抑えられていると言えます。これからは、より重症者対策に重点を置いてほしいところです。

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