新コロナ感染でトップグローブ社の警備員さんが死亡
昨日の記者会見でノル次官が発表
何とまだ29歳の若さでした
昨日の記者会見で、ノル次官がトップグローブ社の警備員さんが死亡したケースを発表。本人は、ネパール人でまだ年令は29歳の若さだった。
病院に、かつぎ込まれた時は、既にステージ4からステージ5の状況で、直接ICUに搬送、最善を尽くしたが、肺炎が重篤な状況で、手遅れになった。
Terataiクラスターは、大部分当社の従業員で占められているが、感染者数は、5,301人に達している。
保健省は、これに先立ち、スガイブロー病院で、他の1名の外国人労働者の死亡事例についても発表。
これまで、マレーシアでの死亡者のほとんどが高齢で、他の病気の疾患者のケースがほとんどでしたが、今回は29歳の若さということで注目されています。
トップグローブ社は、ゴム手袋業界世界最大手。新コロナの世界的な感染拡大を受けて、世界的に医療用手袋の需要が増加、過去最高の業績となっている状況。
一方で、11月の入って、従業員のコロナ感染者のクラスターが発生、操業の一時停止、減産に追い込まれているといった、皮肉な状況に追い込まれています。
トップグローブ社は、不振なマレーシア経済の中で、唯一牽引役として経済を引っ張ってきましたが、外国人労働者に頼る構造が浮き彫りとなり、政治問題化しています。
さて、国会では、来年度予算案の承認について、与野党で駆け引きが行われており、否決される可能性も大きく、現政権の枠組みが壊れる可能性もあります。
予算案が否決になると、コロナ対策費も執行が遅れますので、更なる、経済の悪化へつながるかもしれません。
いづれにしても、保健省は、引続き、どんどん情報公開する方向へと向かってほしいものだと思います。
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