マレーシア、首都圏の新型コロナ死亡率は非常に低い
感染者数に比べ、非常に低い死亡者数
特に、首都圏の死亡率は非常に低い
昨日、保健省は、全国の地域別新コロナ累計死亡者数を発表した。
昨日までの全国での累計死亡者数は、429人、死亡率0.5%となっている。
死亡者429人の内、サバ州が247人と突出しており、約60%を占めている。
一方、首都圏(クアラルンプール、セランゴール、プトゥラジャヤ)は僅か58人と、全体に対する比率は13%に過ぎない。
昨日まで、首都圏においては、累積感染者数31,912人に対して、死亡率は、僅か0.18%に過ぎません。
首都圏での死亡率が低いのは、高齢者が少なく、若者が多いという人口構成によるところと、首都圏の医療水準が高いことが要因ではないかと推測されます。
サバ州で死亡者が多いのは、州議会選挙後をきっかけとして急激に感染者が増加、それに対し、医療キャパシティが追い付かなかったのでしょう。
政府は、首都圏での移動制限を緩める方向へ施策を転換していますが、このデーターからも政府の方針は正しいといえるのではないでしょうか。
陰性証明偽造のケースが発覚
首都圏の感染者は、外国人労働者居住地区でのクラスターを中心に急増していますが、感染者数にくらべ、死亡者数はほとんど増加していません。
このまま、政府の外国人労働者に対する政府の対策が進めば、安心ですが。。。
しかし、昨日のニュースによると、陰性証明書の偽造が増加しており、大手建設業者の下請け業者が関与しているようです。
Rawangにある民間クリニックからの通報によると、少なくとも20件程度の、当クリニック名義の偽造陰性証明が出回っているということです。
偽造陰性証明にが出回ると、更なる、感染者拡大につながる可能性があり、非常に危険です。
当クリニックでは、必ず参照番号と身分証明書番号を記載しているが、今後は、さらにCRコードを陰性証明書に貼り付けるとしています。
このような偽造は、他でも行われている可能性が高いので、政府からしっかりと対策してもらいたいと思います。
ぽちっとランキング支援お願いします☞
にほんブログ村