ムヒディン首相、MCO(ロックダウン)を再発令するかどうか
MCOを再発令するかどうか本日の会見が注目されています
新規感染者急増状況と政治情勢次第
本日のムヒディン首相の会見が注目されています。
先週の木曜日に、過去最高の3027人の新規感染者にはマレーシア国民全体が大きなショックを受けました。
その後も2000人台を記録しており、政府は感染拡大を抑えるために、昨年3月のような、MCO(ロックダウン)に回帰するのではないかと考えられています。
既に、多くのスパーマーケットでパニック買いが始まっているそうです。
一方で、前保健相や中小企業連合会会長は、再びMCOを実施すると、経済へ壊滅的な影響を与えると提言しています。
政府は、現在、部分的に感染が多発している地域にはEMCO、CMCOなどを発令しており、感染拡大防止に動いており、いまさら、MCOを全国的に発令しても実効性があるのかどうか疑問です。
普通に考えれば、MCO(ロックダウン)へ戻る可能性は低いはずですが、今警戒すべきは、政治情勢です。
ムヒディン政権は、発足以降、コロナを理由に議会でも正式に多数派を証明していません。
このため、与党、野党ともムヒディン政権おろしの動きが強まっていますが、再度、ムヒディン首相は、MCOを発令して、政権維持を図る可能性があります。
日本でも、コロナ対応をめぐって、政治問題化していますが、ここは、政治の駆け引きを離れて、コロナ対策、経済対策を真剣に考えてほしいところです。
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