非常事態宣言により、強権執行がはじまります

非常事態宣言にともない、政府による強権執行がはじまる。

軍隊も警察と同様に逮捕権をもつ

ヤコブ上級相は、非常事態宣言に伴い、警察同様に軍隊もMCO違反者の逮捕が可能になると発表した。

以前は、軍隊は、違反者を発見しても、警察にひき渡すことしかできなかったが、今回は単独で逮捕することが可能になった。

今後は、国家警察は国軍とは協力して、MCO地域での、州越え、地域越えを犯すものは、容赦なく取締ることになる。

ヤコブ上級相は、MCO開始後３日間は、調整期間として、多少大目にみているが、3日経過後は、容赦なく逮捕、罰金を科すと付け加えた。

医療崩壊防止のために、民間病院へコロナ対応命令

ノル保健省次官は、スガイブロー病院のコロナ感染者収容能力の拡大を図るとともに、民間病院でのコロナ感染者の受け入れ拡大を行っていくと発表した。

公立のスガイブロー病院は、コロナ感染者対応で、一般の患者への対応ができなくなっており、一般患者の民間病院での受け入れ拡大も要請していくとした。

日本も、コロナ感染者の急増により、医療崩壊が叫ばれていますが、コロナ対応している病院が一部に限られており、対応が進みません。

日本政府も非常事態宣言を出しましたが、中身が全然違います、政府に強制権はなく、単なる注意喚起にすぎません。

今回のマレーシアは、非常事態宣言は、真に政府がジョーカーの札を持ちましたので、オールマイティーです。

今後、強権で、何でも指示できるのです。国家の非常事態にはこうでないといけません。

補償金なしで、飲食店の営業を制限しようが、サービス業の店舗を閉鎖させようが、何でもできます。

人の移動も止めることができます、しかも違反者には罰金もとれるのです。

でも、ちゃんと感染者の拡大防止はできるのでしょうか？

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