コロナ対策方針大転換、状況がひっ迫してきました。
濃厚折衝者のPCR検査は、症状のある人のみ
無症状者、軽症者の強制隔離をあきらめた。
日本大使館ホームページより
国家安全保障会議(NSC)及び国家災害管理庁(NADMA)は、「カテゴリー1(無症候)」及び「カテゴリー2(軽症)」の陽性患者の隔離について、自宅/ホステル/ホテル/低リスク隔離・治療センター(PKRC)のいずれかで行うことを決定した。
(2)なお、陽性症例を管理するに十分な能力を有する州においては、保健省ガイドラインに従って、症例管理を行うことも可能。
1)感染連鎖を断ち切るためには、濃厚接触者を特定し隔離することが重要であり、全ての濃厚接触者の特定及び自宅隔離を行うべきであるが、検査は症状のある濃厚接触者のみに対して実施する。
マレーシア政府は、無症状、軽症のコロナ陽性者の隔離は、自宅、ホステル、ホテルも認めることに大転換しました。
また、クラスターの陽性者のPCR検査も、症状のある濃厚接触者のみとすると、方針のこれまた大転換です。
確かに、陽性になっただけで、隔離センターに放り込まれるのもいかがなものかと思いますが、もう収容能力に限界がきたということです。
また、自宅、ホテル等の隔離者の管理は地域の保健所が行うことになります。
症状のある人のみのPCR検査の実施、無症状者、軽症の患者は、自宅、ホテルでの隔離も認め、コントロールは地域の保健所が担当するということは、日本のコロナ対策に似てきました。
むやみに、PCR検査を拡大すれば、当然陽性者が増加するので、医療崩壊を生んでしまいます。
ある意味で、正しい方向性に進んでいると思いますが、反対に、それだけ状況がひっ迫してきているということでもあり、大変恐ろしいことです。
昨日も、マレーシアの新規感染者数は4000人越えとなり、史上最悪を更新しました。
日本とまったく同じような推移をたどっています。ここまでくると、期間をくぎって、製造業も止める必要があるかもしれません。
感染者の拡大防止と、経済の両立が必要ですが、ここまでくるともう限界なのかもしれません。
いったん、感染者数を減らしてから、経済再建に再度取り組むということに方針転換が必要になりました。
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