ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

保健省が、有症者のみへの検査実施について説明

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有症者のみがPCR検査の対象

クラスターについてもサンプル検査のみ

保健省のノル長官が、クラスター内の濃厚感染者の取り扱いについて、有症者のみがPCR検査の対象をなることについて追加説明した。

無症状の陽性者が、感染を拡大するのではないかという疑問に対して、検査するかしないかは関係ない、全ての濃厚接触者は、隔離義務を負うので、拡散にはつながらない。

また、クラスターが発生した場合、50人以下のクラスターの場合は、PCR検査は20名程度サンプルをとるのみ、また、50人以上のクラスターの場合は、30人程度のサンプルか、10%程度のサンプルをとるのみとする。

保健省は、最近の感染状況で、もうクラスター全体にPCR検査を行う能力はない。重要なのは有症者への検査である。従って、濃厚接触者の自己隔離は、徹底的におこなう。

自宅隔離者は、他の家族と分離し、個室でトイレも分離する必要がある。トイレが共有の場合は、使用した都度、消毒が必要。状況については、MySejahteraを通じ毎日報告が必要。

また、民間病院との協議により、コロナ専用病床は1,138病床、重症患者用に70病床を確保した。と付け加えた。

すがすがしいほどの、潔いよい政府の方針転換です。できないものはできないということです。

今回、政府は、陽性者のうち、無症状者、軽症者の自宅隔離を認めたほか、濃厚接触者についても、PCR検査は有症者のみとしました。

非常に合理的な判断だと思います。これだけの拡大に対して、PCR検査が追い付かず、もう感染拡大の違う次元に入ってきたということです。

全ての陽性者を収容する施設がなくなり、全ての濃厚接触を検査する余力もなくなり、感染リスク者は自己隔離させるという方針です。

一方で、政府は、民間病院と交渉して、コロナ専用病床を1,138床も短期間で確保しており非常に立派です。責任を押し付けあいしている日本とは大違いです。

 

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