ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

コンドミニアム、アパートが、外国人居住者に対しPCR検査陰性証明の提示を義務化か

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陰性証明がないと、自分が住んでいるコンド、アパートに入れません

サブリ上級相の容認発言は理解不能

MLAYSIA KINIの報道によると、

サブリ上級相は、各アパート、コンドミニアムが外国人居住者に対し、PCR検査の陰性証明の提示を義務化することを容認。

各外国人居住者は、コンド、アパートに入るときに、陰性証明書の提示義務を負うというものだ。

実施する場合、各コンド、アパートは、ルール作りと検査実施要領について規定しなければならないと付け加えた。

 

早速、マラヤ大学の専門家から、批判が出ている。多くの人が、PCR検査の問題点を理解していない、陰性証明の提示が、他の住人をコロナ感染防止につながらない。

PCRの検査結果が陽性になるのは、感染初期の一時期だけである。

陽性者であっても、たまたま陰性になるケースも多く。また回復期には陽性反応が出ても、他人に感染させる可能性は低い。

外国人労働者PCR検査は、事業者が、責任をもって行い、社会への感染拡大を防止する義務がある。

なぜ、アパート、コンドミニアムの外国人居住者が、検査を受ける義務を負うのか

 

いやー、びっくりしました。政府のコロナ対策の責任者のサブリ上級相の認識がこの程度なのですね。

野党の議員も、このようなことを容認すると、差別、偏見につながると、強く政府を批判しています。

マラヤ大学の先生も言っているように、陰性証明の提示などまったく意味がありません。

もし、陰性証明の提示を求めるなら、外国人だけでなくPCR検査をアパートの住人全員に毎日実施して、毎日提出させなければいけません。

感染拡大を抑えられない政府が、責任逃れを始めたように見えます。

外国人労働者問題が、外国人全体への差別につながらいように祈るばかりです。

 

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