今こそ、ルックイースト政策を実施するときだ
長引く政府の行動制限政策に批判が集中
政府のコントロール体制が限界かもしれない
経済学者の Jomo Kwame Sundaram さんが”今こそルックイースト”だと提案している。
日本、韓国、台湾等の国は、公共輸送機関が過密ならないように、ホームワーク、時差出勤等へいち早く対応した。ロックダウンを実施することなく、社会活動を維持している。
また、政府と民間が一致してコロナ感染者増加防止に向けて対応している。
一方、マレーシアは、コロナ政策は、首相と保健大臣だけで決め、国家安全大臣が政策の実施に関与しているだけだ。
昨年の感染拡大当初から、厳しいロックダウン政策を行い、多くの人の生活を破壊してしまった。
ヨーロッパの国々は、マレーシアと同様に強硬なロックダウンを行ったが感染者の抑え込みに成功していない。
今こそ、東アジアの国々を見習い、検査方法、濃厚接触者のトレース方法を見直し、行動制限政策に頼りすぎることなく、感染者拡大を抑え込むべきだ。
日本の場合は、国内的には政府の政策は生ぬるいと批判を受けていますが、そこそこ経済も回しながら、欧米に比べたら、感染者数はけた違いに少ない。
法的根拠がないので、マレーシアのようなロックダウンもやりたくてもやれませんが、少なくとも、政府と地方自治体の連携がしっかりしています。
また、保健所を通じた、感染者、濃厚接触者のトレース機能は、まだまだ動いており、国民の多くも強制されることなく、本人の自覚により、3蜜の回避などの行動を実施しています。
マレーシアは、強制的にSOP違反者を取締り、今回さらに違反者の罰金の引き上げを実施しようとしています。
これに対しても、多くの国民は悪意による違反ではなくて、知識不足によるものであり、政府はもっと公衆の大衆教育に予算をつかうべきだとの批判が起きています。
数字が全てなので、感染者数の抑え込みが成功しない限り、政府は批判を回避できません。
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