コロナワクチン接種者に接種証明発行

Mtownの記事によると

マレーシア政府は、ワクチン接種証明書の発行については２つの方法を検討していることを明らかにした。

①濃厚接触者追跡アプリ「MySejahtera」で証明書を提示できるか

②または実際の紙で証明書を発行するかのいずれかを検討しているという。

紙での証明書は第三国で「ワクチン・パスポート」として受け入れられるようにしたい考えも示した。

政府は、証明書をもっていれば各国からの訪問者はマレーシアで隔離に入らなくてもいいようにし、またマレーシア人が各国に行った場合も同様の措置になるようにしたいとしている。

現在、各国の入国の際、コロナ感染陰性証明の提出が義務付けられていますが、今後はワクチン接種が入国の条件になってきます。

このため、海外との往来のためには、ワクチン接種証明は必須となりますね。

入国の際の隔離義務は、各国が短縮化を進める中、日本の場合はいまだに１４日間もの長期間の隔離を条件づけていますが、ワクチン接種証明により隔離義務が免除されれば大きな前進です。

やっと、海外旅行も再開が可能になり、航空業界、旅行業界も復活できます。

さて、マレーシアは、接種証明のアプリ化や、証明書の海外でも受け入れもしかっりと進めそうですが、問題は日本です。

日本はまず接種証明の発行ができるのか、アプリ化は進むのか、海外でも受け入れられるフォームにできるのか、甚だ不安です。

何しろ、厚労省はワクチンの接種だけに責任を持つので、海外での証明書の流通は、総務省や外務省の責任だと言い出しそうです。

現在でも、日本発行の公的証明書は、いつも英文に直して、公証役場の認証や、在外公館での認証手続きが必要です。

今回の接種証明の発行についても、日本ではひと悶着ありそうですね。

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