ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

マレーシア、短期出張者の入国を再開しました

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村    👆ランキング応援ポチット宜しくお願いします。       人事のオンラインサロン【人事倶楽部】

短期ビジネス出張者の再開は画期的です。

 国境の完全再開の準備が進んでいるようです

Mtown記事より抜粋

マレーシア投資開発庁(MIDA)は3月3日からマレーシアへの短期のビジネス出張者の入国を条件付きで認めた。これに伴い、新たなサイトビジネス入国者の受け入れ手続きのためのウェブサイト「マレーシアセーフトラベルポータル」を立ち上げた。

これにより一定の条件を持つ出張者の入国に道が開ける格好となる。サイトによると、14日間以内の滞在が認められる短期出張者(ショートタームビジター)は、マレーシアへの新たな投資者「潜在的な投資家(ポテンシャル・インベスター)」、在マレーシア企業のビジネスの要請に応じて招待される「企業顧客(ビジネス・カスタマー)」、在マレーシア企業で緊急的に招請される技術者「技術専門家(テクニカル・エキスパート)」、既存の出資者や取締役などを指す「すでにマレーシアに投資した投資家(エグジスティング・インベスター)」のみとなる。

なお、これらの出張者の入国に際してはビザなし渡航でも認められるとサイトによると、入国時の手順についてが記されている。降機すると到着ゲートで係員の出迎えがあり、KLIAのC36ゲートに設置された「ビジネス・トラベラーズ・センター(BTC)」に案内される。新型コロナウイルス検査を受け、陰性である場合は陰性証明書が発行されるので、それを持って専用のレーンを経由し、入国審査カウンターを通って入国できる。


一方、長期滞在者(ロングタームビジター)については有効なビザの保有者のみの入国が認められ、入国後は強制隔離となる。こちらも同サイトでの申請となる。入国が認められるのは、雇用パス(EP)やレジデントパスタレント(RPーT)、PVPを保有する外国人技術者、地域事業所(RE)、地域事業(RO)、プリンシパルハブ(PH)の代表者を含め頻繁に出入国する外国人ビジネス関係者、永住権保有者、MM2H保有者、頻繁に出入国をするマレーシア国籍のビジネス関係者、ソーシャル・ビジット・パス(SVP)を事前に取得してビジネス活動を行う人、としている。

先日の首相演説では、国境再開はワクチン接種が進んだあとだとしていましたが、実際は、国境再開に向け着々と準備を進めているようです。

まず、3月3日からビジネス短期出張者入国を既に再開したとは驚きです。
まさに、これは日本政府が働きかけたビジネストラックです。

前回、マレーシア政府は、レジデンストラックのみ認め、ビジネストラックは容認しませんでしたが、今回は、マレーシア政府のイニシアティブにより短期ビジネス客の入国を解禁したということです。

首相が意図した国境再開という意味は、観光客の入国を含めた全面再開という意味でしょう。

日本政府は、反対に海外からの入国を完全に止め、非常事態宣言が解除されても、入国制限を続けるとしていますが、マレーシアと完全に逆転したことになります。

日本は政権が交代したので仕方ないのかもしれませんが、ビジネスの再開を優先をしていたはずが、感染者数が減少しても非常事態宣言が継続されるなど、政府の意図がはっきりしません。

マレーシアは、ワクチン接種の効果が表れるのはまだ時間がかかると思いますが、外国人労働者の感染拡大防止にめどがついてきているので、政府もビジネス再開に向け、舵を切ったということだと思います。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村