マレーシアでも若年層の重篤化、死亡例が急拡大
コロナ感染者のうち、若年層の重篤化、死亡例が急増
若年層の死亡例の多くが既往症がなかったそうです
本日のFree Malaysia Todayによると
マレーシア保健省の報告によると、コロナ感染者の死亡事例が若年層で急激に増加していることがわかった。
4月中のデーターによると、死亡者に占める25才~34才の割合は3.7%、35才から44才の占める割合は7.45%、45才~54才の割合は11.2%だった。
今月については、全死亡者に対する23才~50才の占める割合が、既に47.4%に達している。
最近サラワク州で発見されたケースによると、37才の男性が自宅で意識不明の状況で発見されたが、この数日間、胸の不快感を訴えたほか症状はなく、特に既往症もなかったということだ。
その他の23才から30才で死亡例でも、すべて既往症がなかった。
これらの事例からも、年令に関係なく、重篤化、死亡に至るケースが増加しており、若年層もいっそうの注意が必要なことが明らかになった。
これまでの認識、経験によると重篤化、死亡に至るケースのほとんどが、高齢者に限られるとされてきましたたが、どうも状況が急変しているようです。
インドの状況に関する報道でも、子供を含む若年層の死亡者数が懸念すべき水準に達しているということです
明確なエビデンスはないものの、若い層の新規感染者数の増加に、医師たちが警笛を鳴らし始めていたそうです。現場の医師たちの感覚では、若年層の患者が急増していたということです。
これが、変異株の増大によるものだとすれば、明らかに同様な現象がマレーシアでも起きていると考えられます。
各国で、ワクチン接種は、高齢者優先に行われていますが、これからは感染拡大の急増を抑えるという観点からは、若年層への接種も同時に急いで進める必要があると感じます。
もちろん、ワクチン数も資源も限られており、可能な限りですが。。。
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