ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

ムヒディン首相、MCOを全国一律で施行することを発表

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ムヒディン首相が、全国的にMCOを施工することを発表

以下Mtownより

ムヒディン首相は5月10日、活動制限令(MCO)を全国に拡大するとの声明を発表した。期限は12日から6月7日まで。

首相は新型コロナウイルスの感染者が激増していることを懸念。変異株が猛威を奮っているため、感染者が増えているとの認識を示した。病院の収容能力を超えていることから、全国へのMCOの発令に踏み切り、感染封じ込めに注力したい考えを示した。

首相は州越えの移動の禁止や一切の集まりを禁じると述べたほか、屋外で距離を取ったジョギングやサイクリングを除く一切のスポーツ活動の禁止、教育機関の休校を命じた。ただ、幼稚園や保育園などの育児施設は標準運用手順(SOP)の順守を条件にオープンできるとしている。

このほか、声明の中で首相は次のことに触れた。
ー自家用車、タクシー、配車サービスの車は運転手を含む3人まで乗車可能。
ーレストランなどでの店内での飲食は禁止。持ち帰りとドライブスルーは認める。
ー在宅勤務を必須とする。管理職の人数は一度に30%までの出勤を認める。
ー断食明け大祭(ハリラヤ)時の訪問や墓参は禁止。
ーハリラヤ時のモスクなどでの礼拝は認める。ただ、1000人以上が収容できるモスクやスラウは50人までとし、1000人以下の収容人数のモスクやスラウは20人までに制限する。ハリラヤ後の礼拝でも同様となる。
ー非イスラム教施設は活動できるものの、当局が規定するSOPを十分守ること。
ーMCOの発令期間中の経済セクターの活動は認める。
ーSOPについては別途改めて近く発行する。

 

ムヒディン首相が、地域別に実施されてMCOを、12日より全国一律に拡大することを発表しました。

主な理由は、感染者数の拡大が続いていること、変異株の拡大が懸念されることです。

これまでと違うのは、変異株対策に大きく舵がきられたことです。多くの著名人がインドのような状態になることを懸念しています。

マレーシアでは、政府による行動制限が続いているので、政府への批判が多くみられますが。。今回ばかりはかなり事情が違います。

昨年来の新型コロナ感染拡大プロセスが新フレーズに入った感じがします。

場合によっては、現在接種が進められているワクチンが効かないという事態もあり得ますので、早期の全国的MCOの実施も致し方ないでしょう。

個別の対応策は。これまでに実施されてきた内容とほぼ同じなので、現場での混乱は比較的少ないのではないかと思われます。

 

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