ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

インドなど3か国から入国は、日本定住者、配偶者が日本人等の在留資格保有者も入国拒否

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インドなど3か国からの入国は、日本定住者、配偶者が日本人等の在留資格保有者も入国拒否

日本国籍者についても入国拒否にしろという議論が

昨日のNHKニュースによりますと

インドで新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大していることを受けて、政府はインド、パキスタン、ネパールの3か国に過去2週間以内に滞在した外国人については在留資格を持っていても原則、入国を拒否することを決めました。

1日の新たな感染者数が連日30万人を超えるインドでは、要因の1つとして変異ウイルスの影響が指摘され、政府は、インドと、周辺のパキスタン、ネパールから入国する人については検疫所が確保した宿泊施設で待機するよう求め、3日目と6日目に改めて検査を行うなど水際対策を強化しています。

さらに政府は、インドとパキスタン、ネパールの3か国について、入国前14日以内に滞在していた外国人は、定住者や日本人の配偶者など在留資格を持つ人であっても、特段の事情がないかぎり入国を拒否することを決めました。

一方、日本人は引き続き入国できるということです。

期間は「当分の間」とし、14日の午前0時から運用を始めます。

 

本日のインターネット番組で、このニュースに関して、著名なジャーナリストが日本人も入国禁止すべきだとの主張を行っていました。

このジャーナリストは、政府への影響力も強いだけに、唖然としてしまいます。

日本でのこれまでの、新型コロナの流行、第1波、第2波、第3波と全て外国から入国者が感染を持ち込んだものとの認識が基本になっています。

またもや、日本での論調は水際対策と、日本人保護の区別ができていない議論です。

インドでは、既に、日本人が200名以上が新型コロナに感染、死亡者まで出ている状況です。

多くの日本人が、日本への帰国を望んでいるに違いありません。その日本人の救出は、日本政府に重い責任があるはずです。

憲法上も、帰国を望む日本人を拒否する権利は政府にもないはずですが、こういう議論が堂々と行われることが非常に不思議です。

 

マレーシア政府も、水際対策を強化していますが、一方で、自国民保護はしっかりと行っています。インドへの特別便を仕立て、マレーシア自国民の救出を行いました。

この中には、配偶者がマレーシア人の人たちも含まれています。

水際対策のため、自国民の入国も拒否しろといった議論は、マレーシアでは聞きません。

今は、世界中が非常事態です。日本政府は、しっかりと自国民保護を進めてもらいたいと思います。

 

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