マレーシア、前保健相が現政権のコロナ対策を批判
前保健相が、3回目のMCO実施に対し批判
前保健相の Dzulkefly Ahmad 氏が、3回目のMCOの実施に対して、あまりにも安易な方向に流れていると批判。
現政権は、これまでの対策が失敗し、国民に多大な負担を強いてきたことを認めるべきだと。2回目のMCOの失敗が、3回目のMCO生じさせた。
医療崩壊が起きており、MCOを実施せざるおえないという政府の説明に対し、安易な対策に反対している医療専門家がたくさんいる。
前保健相は、MCOは感染者数の削減に一定の効果があるのは事実だが、経済に多大な悪影響を与え、特に自営業の人たちに壊滅的な影響を与えた。
前首相の提案は、根気よく『発見、検査、トレース、隔離、サポート』を行うことが対策のキーファクターだとしている。
日本で起きている議論とよく似ています。特に、コロナ対策に関して政府や県知事に批判が集中しています。
経済への悪影響を考慮して、早めに前回の非常事態宣言を解除しましたが、その後変異種が流行、感染者数が急増したため、大阪府知事へ批判が集中しています。
非常事態宣言の解除を決めた時点での感染者数は減少していたので、非常事態宣言を解除したことは妥当だと思われますが。。。
為政者は、結果責任を負うので、現実的に感染者数の増加を抑えることができなければ、批判を浴びることは仕方なありません。
但し、マレーシアの方が行動制限の拘束力が強いので、実際の生活上は制限が大きく国民のフラストレーションもたまりまくっているでしょう。
前保健相は、HIDE(ホットスポット探知システム)についても、保健相は、科学技術相と提携して、拡充に努めるべきだとしています。
何が正解かは誰にもわからないので、目先の感染者数を抑えるためには、現政権のように行動制限をかけるしか手がないのもよくわかります。
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