ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

豪政府のインド派遣特別機、搭乗拒否された人たちが再検査で陰性

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陽性者とされた人のうち9人が陰性だったと判明

 

CNNニュースより

オーストラリア政府はこのほど新型コロナウイルス変異株の流行国インドからの帰国禁止措置を撤回し、15日に初のチャーター便を派遣した。

ところがインド側でチケットを取っていた帰国予定者のうち、半数近くが検査で陽性と判定されて搭乗できなかった。インドに足止めされたままとなったグループからは、判定結果の間違いを主張する声も上がっている。

インドでは豪州人9000人近くが帰国を希望している。禁止が撤回されてから数時間後に豪北部ダーウィンに到着した豪カンタス航空の便には、約150人が席を予約。

インドの首都ニューデリーのホテルでの72時間の隔離を経て、新型ウイルスの検査を受けた。

検査を実施したのはニューデリーのCRLダイアグノスティックス社だ。

CNN提携局によると、この検査で48人が陽性反応を示し、その近親者24人を含めて計72人が搭乗を禁止された。

高齢の母親を連れて帰国する予定だったサニー・ジョウラさんも、陽性判定を受けた1人。

母親も濃厚接触者とみなされた。 ジョウラさんはその直後、別の業者による検査を受けた。結果は陰性だった。

搭乗前に陽性判定を受けたほかの人々とも連絡を取ったところ、自分以外にも9人がその後の検査では陰性だったことが分かった。

 

豪政府がチャーターした特別便に、搭乗しようとした150人中48人もの陽性者が出て、その家族も濃厚接触者として24人も含めて、72人もの人が、インドに残されてしまいました。

今回の検査がどのような手法によって行われたかは不明ですが、PCR検査でも、最近精度があがったとはいえ10%程度は擬陽性が出る可能性があるそうです。

また、簡易抗原検査キットでは70%程度の精度しかないようなので、48人もの陽性者が出たという時点でその検査手法を疑う必要があったのでないかと思います。

この記事にもあるように、検査を実施した業者に問題があったほか、他の業者で検査した人が9人もの人が陰性だったということです。

豪州は、水際対策が厳しい国のひとつなので、水際対策と自国民保護を両立させることが相当に難しいことがわかります。

問題は残された人達です。インドでのシステムはわかりませんが、マレーシアでは陽性になれば保健所に報告され、隔離センターに入るか、自宅で自己隔離しなければなりません。

考えただけでもぞっとします。

 

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