ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

マレーシア、ついにトータルロックダウンの実施を決定

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ついにトータルロックダウンの実施が決定されました

 

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ロックダウン決定に関する政府発表(概要)

国家安全委員会は、トータルロックダウン、フェーズ1を6月1日から6月24日まで全国で実施することを決定した。

この間、全ての経済活動が停止されるが、エッセンシャル(必要不可欠)の経済セクター及サービスは除かれる。実施詳細は別途発表する。

この決定は、毎日8000人を超える感染者、2552名の死亡者数など増加速度が加速していること。感染力の高い変異株の流行などの状況を鑑み決定したもの。

また、感染者数の急増にともない、医療機関の収容能力が限界に達してきている。

フェーズ1の期間に、感染者数が減少した場合は、経済活動の一部について再開を許可する。フェーズ2の期間は4週間とする。

フェーズ2の終了後はフェース3に入る。フェーズ3では、現在実施されているようにSOPの基づいた行動制限となり、ほぼ経済活動は再開されるが、ソーシャル活動については認められない。

政府は、今後、いっそう医療機関の収容能力を高め、ワクチン接種率の向上を図っていく。また、経済セクターに対し政府は財務支援を強化していく。

国民は、SOP順守を強化し、原則Stayhomeを守っていただきたい。

 

いよいよ政府は、最後のカードを切るしかない状況になってしまいました。

マレーシア国内の反応は、総じてこの決定を仕方ないとみています。

好むと好まらず、今の状況を克服するためのはロックダウンは必要だという意見が多いようです。

現実的には医療崩壊が進んでおり、経済を回すことを犠牲にしても、感染者数を抑えることを優先するしかありません。

昨年以来、何らかの行動制限が続いており、国民の行動制限疲れというか、行動制限慣れしてしまっています。

今回のハリラヤクラスターの急増にしても、結局、国民が政府の継続的に出すPKP、PKPD、PKPSなどの規制に反応しなくなっているからです。

これまで、行動制限策1点張りでやってきた政府に責任があります。

トータルロックダウンの実施により最大の犠牲者となる、リテール部門の事業者、従業員に対する政府の十分な財政支援を期待します。

 

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