中国空軍機16機が、マレーシア領空内を侵犯飛行
中国空軍機16機がマレーシア領空を侵犯
6月1日付Maalaysiakiniの記事によると
マレーシア空軍Tan Sri Ackbal Abdul Sanad 将軍は、16機の中国空軍機による領空侵犯は、マレーシアの主権と航空安全にとって大変な脅威だと語った。
この領空侵犯は、第63回マレーシア空軍の創立記念日に、発生した。
中国空軍機はシンガポール航空管制空域を経て、高度23,000フィートから高度27,000フィート、速度290ノットでコタキナバル管制空域の領空内へ侵入した。
空軍は、レーダー追跡を行いながら、侵犯機に対し、コタキナバル管制にコンタクトするように警告した。
しかし、この警告は無視されため、空軍機によるスクランブル発進が行われた。
この発進により、侵犯機は、中国空軍機であることを確認した。
この侵犯について、空軍から国防省への直ちに通報され、さらに外務省から在中国大使館あてに正式に事情徴収が行われている。
野党の責任者は、サブリ国防大臣に対し、国軍将軍と空軍将軍による超党派の議員連に対し、ブリーフィングを行うよう要請した。
領空侵犯は、国家がその領空に対して有する権利を侵犯する行為のことであり、具体的には他国の航空機、飛行物体が当該国の許可を得ず、領空に侵入、通過する国際法上の不法行為を指す(ウィキペディア)
中国機の行いは完全な国際上の不法行為です。中国機の意図がどこにあったのかは分かりませんが、空軍創立記念日にあわせたのか、或いはトータルロックダウンを開始した日にあわせたのかもしれません。
もし意図的に行われたのであれば、マレーシア国の主権侵害であり、マレーシア政府には、断固たる対応してもらいところです。
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