ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

米国へ留学中の日本人学生が、陰性証明の不備のために出発地へ送還

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村    👆ランキング応援ポチット宜しくお願いします。       人事のオンラインサロン【人事倶楽部】

陰性証明採取検体未記入ため3時間で米国へ送還

 

f:id:huyan:20210612071529j:plain

 

これは、陰性証明の記述に不備があったとして、米国へ留学中の日本人学生が、日本到着後に米国へ送還されたことに対する親御さんの批判投稿です。

この新聞投稿の事例が発生したのは、5月24日ということなので、今だにこの問題に対する対応がしっかりと解決されてないということです。

陰性証明の厳格化は、私が搭乗した4月初旬の頃から強化され、①出発地での搭乗時に陰性性証明の形式不備のため搭乗拒否されたケース ②日本へ到着後、陰影証明の形式不備のため出発地へ強制送還されたケース、がしばしばトラブルに発展しています。

厚労省の説明によると、陰性証明の書式は、必ずしも決められた書式に従わなくてもよいとなっています。重要なことは、検体の採取方法にあります。

多くの国では、鼻や喉などから採取複数の検体を混ぜる方法が一般的ですが、日本政府は鼻の奥の粘液か、唾液を使う方法を指定しいます。

マレーシアでも鼻や喉から同時に取る方法が一般的です。私の場合も鼻と喉から同時に取りましたが、お世話になったクリニックが、厚労省で決まられた書式で陰性証明を発行してくれたので問題なく日本へ入国できました。

現在では、そのクリニックでは、日本政府が要求している方法で、鼻の奥か、唾液かどちらかの方法で実施されていると聞きます。

 

日本に到着後に、陰性証明の書式の問題があるとして出発地に送還されるぐらいなら、搭乗時にしっかりと陰性証明の形式をチェックしてもらった方がましだと思いますが。。。

実際に搭乗拒否にあってしまった乗客の気持ちもよく理解できます。

搭乗客は、これまでにない初めての経験ですので、よほど事前に情報をしっかりと確認しておかないと、今後もトラブルは絶えないでしょう。

 

上記新聞投稿のケースも、搭乗時のチェックをを通過して、日本到着後のチェックで陰性証明の書式を問題にされたということです。

入国時にチェックする担当官側も、不備があれば、手続きで決められている以上、上陸を拒否し、送還しないと自分の責任になってしまうということでしょう。

新聞の学生さんも、検査の詳細を電子データーをパソコンで示したということですが、日本は英文でのデーターは正々堂々と拒否できる文化ですので、形式が整わないと対抗できません。

強制送還されたケースがしばしば発生しているということは、入管では、何らかの根拠となる決まりがあるということだと思います。

事前に陰性証明に不備がある場合は送還措置となることもありうるということを、根拠法とともにしっかりと説明する義務があると思います。

水際対策の名のもとに、曖昧な根拠に基づいて、日本国籍者の上陸を拒否し、出発地に強制送還することは絶対に行ってはいけないことだと思います。

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村

 

ぽちっとランキング支援お願いします☞