ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

インドネシア、モデルナ製ワクチンを医療従事者に3回目のワクチンを追加接種、

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医療従事者に対し、モデルナ製ワクチンによる3回目の追加接種実施を決定

AFP=時事より

インドネシアで、複数の医師がワクチン接種を完了していたにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で死亡したことを受けて、医療従事者を対象に米モデルナ(Moderna)製ワクチンによる3回目の追加接種が実施されることになった。当局が9日、明らかにした。

同国は、中国製薬大手シノバック・バイオテック(Sinovac Biotech)製のワクチンに大きく依存している。  インドネシア医師会によると、新型ウイルスに感染して死亡した医療従事者1000人のうち、10人以上がワクチン接種を完了しており、シノバック製ワクチンに対する懸念が生じていた。  

ブディ・グナディ・サディキン(Budi Gunadi Sadikin)保健相は、政府が医療従事者147万人を対象に、モデルナ製ワクチンを使った追加接種を実施すると発表した。

「3回目のワクチンは、医療従事者にのみ投与される。医療従事者は日々、多量のウイルスにさらされているからだ」と同氏は説明し、「医療従事者を何としてでも守らなければならない」と述べた。  米国から供与されるモデルナ製ワクチン400万回分は数日中に届く予定で、到着次第、接種を開始するという。  

インドネシアでは、感染力の強い「デルタ株」が主流となり、新型ウイルスの感染が急拡大している。

 

中国製ワクチン接種済みの医療従事者の感染、死亡例が増えているインドネシアでは、モデルナ製ワクチンにより3回目の接種を目指すことが発表されました。

中国製ワクチンについては、有効性についていろいろと議論されており、インドネシア政府は有効であるとの立場を取ってきましたが、ここにきて、医療従事者を守ることを優先した決定です。

インドネシアの感染状況は、危機的状況を迎えつつありますが、インドネシアのワクチン政策はこれまで中国一辺倒の状況にありました。

ここにきて、日本や米国からの無償供与されるワクチンが届くようになり、今回の措置で実質的に中国製ワクチンに対する懸念を認めた格好になっています。

今後は、医療従事者だけでなく、一般にも中国製以外のワクチン接種を拡大させないと感染拡大を抑え込むことは難しいのではないでしょうか。

 

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