ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

日本への航空便新規予約停止措置の撤回問題、日本政府のガバナンスの危うさ

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さっそく、日本行き航空便の新規予約停止について岸田首相が日本国民は除くと撤回

 

報道によると、実は、先月29日に国交省より各航空会社へ通告されていたとのことです。

これについて、岸田首相も官房長官も何も知らされていなかったということであり、日本政府のガバナンスは、いったいどうなっているのでしょうか。

私も国交省が怪しいとは思っていたのですが、さすがに国交省の役人が勝手にこんな重要なことを決めるとはとても思えません

絶対に大臣の許可はとっていたはずです。ところが、斎藤大臣も自分は知らされていなかったと弁明しました。

明らかに、責任を担当者に押し付け、しっぽ切りを行っているように見えます。

news.yahoo.co.jp

今回の一連の動きで問題なのは、このような重要な事項が、内閣の了承もなく行われてしまうことです。

マレーシアや、インドネシアでは政府による決定の朝礼暮改は普通ですが、さすがに、日本政府でこういうことが起きると政府に対する信頼感は、いっきょに失われてしまいます。

日本国民の帰国拒否は、明らかに、憲法違反だとおもわれる重要事項ですが、そういった意識が、国交省の役人や閣僚クラスにもないということです。

陰性証明の形式不備で、日本人が入国を拒否され、出発国へ強制送還されてケースがありましたが、まさに同じところに根本的な問題がありそうです。

日本国内には、日本人を含めた入国拒否を支持するする人たちも多いようですが、海外在住の日本人も同じ日本国民であり、憲法上も日本国から保護を受ける対象だということを理解していないように思えます。