ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

G7首脳の中でぽつん、菅首相の「ディスタンス」に批判と同情

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菅首相の問題ではなく、国際社会での普通に起きること

 

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写真記事毎日新聞記事より

13日まで英コーンウォールで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)は、菅義偉首相にとって初の対面での国際会議で、存在感発揮も課題になった。首脳同士やエリザベス英女王との記念撮影などの関連行事の映像では、親しげに歓談する欧米の首脳らの輪から距離のある菅首相の様子が、ツイッターなどで話題を呼んだ。

 首相はサミット閉幕後の13日午後(日本時間14日未明)、同行記者団に「(自分は)最初から(親しく)人と付き合うのは下手な方だが、みんな目的は一緒だから、力まず言いたいことを言えた」と語った。「今回初めてサミットに出たが非常に家族的だった。チームの一人として迎えてもらった」と成果も強調した。

 インターネット上で話題になったのは、11日の写真撮影など。恒例のG7首脳による記念撮影の後、米バイデン、仏マクロン両大統領らが肩を寄せて話し込みながら移動したのに対し、菅首相は黙々と後方を歩く様子。エリザベス女王との記念撮影後も、女王を囲んで歓談する英ジョンソン、独メルケル、カナダのトルドー各首相らと、菅首相の間には距離があった。

 ツイッター上では「国際的孤立感がある」「おいてけぼり」「一般人と違い、首相の立ち居振る舞いは批判の対象」などと皮肉る声が上がった。一方では「自分なら、この輪に入るのは無理」「知り合いがいない初の国際会議での孤立はある程度仕方ない」などと、同情のコメントも寄せられた。【田所柳子】

 

いろいろと菅首相に批判があるようですが、普通の日本人でこの輪に入れるような人はいません。

単に、菅首相が初めての参加で、知り合いがいないというハンディだけではありません。

私も嫌というほど、こういった場面を経験しましたが、海外では子供の頃から公な集まり、プライベートな集まりに参加することに慣れていて、社交術を自然に身に着けているのです。

しかも、こういった各国の人が集まる場合は、英語での会話となります。よほど公式な集まりでない限り、通訳を引き連れて動くこともできません。

しかも、この場面のように、集まりの中心にいるのは、エリザベス女王ですから、他の首脳がよほど菅首相に気にかけてくれなければ、菅首相が会話の輪に入ることはほぼ不可能です。

安倍前首相の場合は非常に特殊です。神戸製鋼勤務時代にニューヨーク駐在経験があるからです。会議では通訳を使い、プライベートの場面では英語で各国首脳と会話されていました。

日本で生まれ育った普通の日本人であれば、会議で英語を使いこなすことも、プライベートの場面でさえ海外の人’とコミュニケーションを取ることもできません。

両親の勤務のおかげで海外での生活を経験したとか、大金を使って海外の留学した経験がある人が特殊なのです。

首相の孤立を避けるためには、事前に徹底したプロトコールで、首相周辺の担当官か通訳者を首相の近辺に控えさせ首相をフォローすることが大事だと思います。

日本の次世代の首相候補で、こういった場面で通用すると思われるのは、小泉新次郎(コロンビア大学留学)、河野太郎ジョージタウン大学留学)、茂木敏充ハーバード大学留学)ぐらいです。

 

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