東南アジア経済回復ベトナムが先行します
東南アジア諸国7-9月の経済成長は依然厳しい
ベトナムだけプラス成長を維持
*上記日経新聞より引用
マレーシア
マレーシアの第3四半期(7月-9月)の経済成長率は̠、前期比▲2.7%と依然前期比となっている。4月-6月はロックダウンの影響により、▲17.1%と他国に比べても圧倒的にマイナス幅大きく、第三四半期ではやや回復したが依然深刻な状況。
特に、現在、再度の行動制限を行っているため、第4四半期(10月ー12月)さらにマイナス幅が拡大する可能性が強い。
マレーシア経済は、サービス業への依存比率が大きく、行動制限の継続により経済へのダメージが大きい。
インドネシアの第3四半期(7月-9月)の経済成長率は、前期比▲3.5%とマレーシアと同様、第2四半期(4月―6月)▲5.3%に比べると若干回復するも依然厳しい状況。6月には、行動制限も緩和されたが、9月以降再び、行動制限が行われ、さらに厳しい状況が続く。
ジョコウィ政権は、オムニバス法の施行により、早期に投資回復を目指しているが、労働組合を中心とした反対デモが多発しており、不透明な状況が続いている。
いつものように、外資の誘致を経済成長の軸としようとしているが、思い切ったインセンティブや、投資環境の改善を行わないと将来は暗いままだ。
ベトナムは、コロナ感染も抑え込んでおり、圧倒的に有利です。
これまで、ベトナムは、東南アジアの中では遅れていました。この10年ぐらいで急速に発展注目されてきましたが、コロナ下に入って真骨頂発揮というところですね。
まず、共産党政権による開放経済なので、社会統制を効かしながら、うまく経済対策を行う土台があるのでしょうね。
また、ベトナム人は、労働者としても勤勉で、技能も高いと評価されています。
東南アジア諸国が、コロナ感染拡大により軒並み経済成長率がマイナスとなる中、ベトナムはコロナ感染拡大を抑え込んでいます。
中国からのサプライチェーンの移動先として、多くの企業が移転しており、輸出の伸びが大きくなっています。
なんと、IMFの予測によると、ベトナムは、今年中には、GDP規模でシンガポール、マレーシア追い越すそうです。
現在のコロナ感染状況を見ると、2,021年、マレーシアもインドネシアもコロナ感染はひきずりそうでだし。。。
また、タイも国内の政治問題で揺れていますので、ベトナムが圧倒的に有利になりそうですね。
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