全国的に感染者数は減少
特に、首都圏(スランゴール、クアラルンプール、プトゥラジャヤ)が減少
昨日の、マレーシア全国の感染者数は前日の1210人から660人と急減しました。
この内、首都圏(セランゴール、クアラルンプール、プトゥラジャヤ)感染者数は、各139人、29人、1人となっています。
但し、1日だけの話なので、4-5日続かないと安心するのはまだ早いですが。。。。
注目すべきは、外国人労働者の集中しているクラスターへの対応です。
政府は、外国人労働者の建設現場などへの検査を集中して行ってきたため、感染者数増加の要因となっていましたが、今回、一段落した形になっています。
KKMは、CMCO(条件付活動制限令)の終了時期について見直し
政府は、感染者数が減少、リスクが減少した見られる地域は、1か月延長されたCMCOを2週間でも打ち切る可能性があることを発表しました。
この検討は、今週末のKKM(国家安全保障会議)議論されるとのことです。
そうなると、首都圏が対象になる可能性もありえますね。
感染者数の減少、リスクの減少という観点からすると、首都圏の状況は安定しており、極端な感染拡大はおこりませんでした。
一方で、経済の落ち込みは顕著で、さすがに現政府も、CMCO終了の落としどころを探っているはずです。
ロックダウン開始以降、266人の自殺者が発生
警察庁の発表によると、ロックダウンの開始、3月18日以降10月末まで、コロナ関係による生活苦による自殺が266件あったとのことです。
明らかに、これは、コロナ感染による死亡者数322人に匹敵する数字です。
SNSなどの情報によると、マレーシアでは、いまだにコロナ感染者ゼロを目指すべきだといったような論調が多くみられますが。。。。
生活苦による自殺者数にも表れているように、いかに経済対策とバランスを取った施策が必要かということです。
首都圏のような、マレーシア経済が集中している地域の行動制限は本来実施すべきではないと思います。
一方で、市民の感染拡大防止への自覚が重要で、マスクの着用、3蜜の回避等のSOPの順守は励行されなくてはなりません。
新型コロナウィルスが消滅することはなく、そのほかの感染症と同様に共存の道しかないのです。
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