歯止めがかからない新規感染拡大
予想通り、MCOはまったく効いていない
対処方針に、まったく一貫性がないのでは
感染拡大に歯止めがかからない。またもや、最悪数字を更新。
新規感染者: 5,725
累計感染者数: 203,933
現感染者: 45,478
新規死亡者: 16
累計死亡者数: 733 (0.36 %)
ICU入院者: 301
呼吸器装着: 115
州別感染者数内訳
スランゴール: 3,126
サバ: 288
クアラルンプール: 687
ジョホール: 684
ネグリ、スンビラン: 69
ペナン: 99
ぺラック: 73
ケダ: 125
サラワク: 179
マラッカ: 74
クランタン: 93
パハン: 67
ラブアン: 5
トレンガヌ: 137
プトゥラジャヤ: 16
ペルリス: 3
明らかに、スランゴール、ジョーホール等、いまだに工場が稼働している地域で、感染拡大が続く。
ナジブ元首相の批判があたってます。
今や、新規感染拡大が止まらないだけでなく、アンセンの中で最悪の状況になった。
農業、ナイトパサール、工場、また建設現場はオープンしたまま、また家具屋、貴金属店、高級ブティックがオープンしたまま。
しかも、新規感染者数が、拡大し続けているのに、さらに、夜10時までの操業を認めるなどの緩和を進めている。
このような状態であれば、国民全てに公平になるように、いっそうMCOは解除した方がまし。
本来、今回のMCOを実施したとき、2週間に限定し、全ての業種を停止し、2週間国民全体で、一致団結して対応すれば、この貴重な時間を無駄にすることはなかった。
まったく、同感です。昨年3月のMCO以降、マレーシアは厳しい行動制限を行ってきました、そのため、経済への損失が大きく、政府は大きな批判を受けました。
今回のMCOでは、一転、非常事態宣言とは名ばかりで、感染問題の核心である製造業、建設業など通常通り操業を認めています。
経済への影響を理由に、MCOを発令するも、非常に不完全な形になっています。
このため、MCOは全く効いておらず、多くの国民の行動の自由を奪いながらも、新規感染者数の増加は止まりません。
現政権は、非常事態宣言発令の段階で、国会の過半数の支持を受けていないとして、憲法違反の論議が起こっています。
2月4日は、確実にMCOが継続されるでしょうが、注目は、製造業の取り扱いをどうするかでしょう。
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