やはり、感染者数には過去データーが混じっていました。
感染者数には、検査拡大期の数字が混じっている
このままでは、感染拡大は止まりません
またまた、新たに新規感染者数は、5,725人と過去最悪数字を更新した。
マラヤ大学のサザリ・アブバカル教授が以下の緊急提言を行った。
抜本的に、コロナ対応戦略を転換しないと、PKP(行動制限令)を継続してもまったく意味がない。
まず、過去10日間も遡ったPCR検査結果による感染者数の発表は止めるべき。
PCR検査の検査結果の長期化が、データの信頼性を失なわせており、適格な判断の阻害要因となっている。
昨日の感染者数は、国民に十分に脅威を与えるものだったが、中身をみると、3,126人がスランゴールで、実に全体の56%を占めている。
スランゴール州のコロナ対策委員会によると、昨日の感染者数のデーターには、過去10日間の累積データーが含まれているそうだ。
感染拡大の最大の要因は、製造業、建設業の操業が続いているため、そこでの外国人労働者の感染率が高く、さらに彼らが家庭内感染を高めている。
政府のコロナ対応政策は、PKPやPKPBのような行動制限策しかないようにみえる。
根本的に、PCR検査の有効性、濃厚接触者への対応、自宅での隔離、公衆衛生教育など、長期的視野にたって、コロナ戦略を見直すべきだ。
以前から、毎日発表される感染者数は疑っていましたが、やはりそうだったのですね。
毎日の検査が追いつかず、10日も遡って検査結果をまとめて発表していたのです。
日本は、非常事態宣言を発表して、2週間後にきっちり感染者数の減少が始まっていますが、マレーシアでは逆に感染者数が増加しています。
論理的に考えると、まったくおかしいなことだと思っていました。
普通、データーが正しければ、感染者数の波が、山型になるのですが、マレーシアでは行動制限を実施しようとしまいと、感染者数の波が不規則になっています。
現場が追っつかないのはわかりますが、データーだけは正確に出ないと、対策は取れませんし、国民の不信感が増大します。
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