ノル長官が、PKPの効果が出てきており、危機を脱出したと発表
実効再生産数は、1.0をきる水準へ
保健省のノル長官は、PKP2.0は成功し、国家は危機から脱出したと述べた。
コロナ新規感染者数は、1月31日の5,298人をピークに減少傾向にあるとし、昨日の新規感染者数は、2,764人と1月11日以来の低い数字となった。
実効再生産数(RT)をみても、PKPの効果がみられるようになった。全国ベースでみると1.0を下回ってきている。
現段階で、1.0を超えているのは、マラッカ1.27、ペナン1.09、スランゴール1.08、ジョホール1.07、クアラルンプール1.02など。
この傾向が続けば5月には、新規感染者数は2ケタ台まで減少するものと見込んでいる。
先月より、隔離センターの収容能力の不足により、無症状の感染者は自宅隔離となっているが、状況が改善次第、隔離センターでの隔離へ戻す予定。
新規感染者、実効再生産数の推移
確かに、実行再生産数は、先月末をピークに2月5日からは、1.0をきってきてます。
新規感染者数の報告もれがあったというので、グラフの動きはいびつになっていますが、実質的には非常事態宣言のあった先月15日、16日ごろをピークに新規感染者数は減少していた可能性があります。
首都圏については、PKPの前は、PKPDと何らかの形とずっと行動制限をかけてきた訳ですから、本来効果が出ないとおかしいです。
ポイントは、外国人労働者の住環境対策がしっかりと実施されれば、必ず感染者数は減少に向かうはずです。
やっと、外国人労働者のPCR検査の拡大、事業者への罰則の強化などの施策が取られてきました。引き続き、新規感染者の減少に向けて対策の強化を期待します。
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