ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

マスク使用の義務化

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マレーシア政府は、公共スペースでのマスク使用を義務化

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マスク使用については、最近は、WHOも推奨していたり、シンガポール政府も義務化するなどしているので、マレーシア政府もいよいよ義務化を決めたようだ。

感染症防止法をきちんと根拠法としており、さくっと、義務化できるところが、要請ばかりの日本と違うところだ。

最近のモールに行くと、かなりの人がマスクをしていないか、或いは、あごマスクにしている。

やはり、国民全体として、気持ち的に緩みがでているのではないか。

もともと、マスクをする文化もないし、最近の感染者数の減少、経済活動の再開により緊張感が薄れてきてるのだろう。

とはいえ、そういうマスクをしていない連中をみると、やはり、こちらとしては『なんだこいつらは』と引いてしまう。

他人への配慮か、自己防衛

そもそも、マスク着用が、コロナ感染防止にどれほど効果があるかは、専門家の間でも今もって論争が続いている。

今回のコロナウィルスが、飛沫感染か空気感染かという議論も結論が出ていない。

これまでは、飛沫感染を前提として、マスクをするとか、フェイシャルガードをするとか、ついたてを立てるとか、ソーシャルディスタンスをとるとかの対策が取られている。

空気感染であれば、そもそも、こういった対策だけでは不十分だが、現在までのところ、世界的に取られている対策だ。

但し、まだ、根拠として学術的には確立していない。

従って、現時点では、マスクをすることは、まず他人へ感染させないという観点から重要な対策だ。

日本ではマスク文化は、伝統的に浸透しているので、まず、他人への配慮の観点からも、多くの日本人が義務化しなくても、普通にマスクをする。

その点で、海外では、そういった他人への配慮という感覚が薄いように思う。

特に、欧米では、依然多くの人が、マスク着用について抵抗感を示しているとの報道がされている

同じような理由から、マレーシアでも全体で安心感が拡がり、緩みが出ると、自分が感染するリスクは減ったと考え、マスクをしない人が増えるわけだ。

本来、衛生観念がきちんと身についていれば、自己防衛の観点からも、公共の場で、マスクをすることはとても大事だ。

といっても、この考え方は、海外では、なかなか通用しない。

従って、マスク着用を政府が、法令で義務化するのは大賛成だ。