マレーシア首相コロナ感染者急増に関して緊急会見
私は、常にコロナ感染者の状況の把握に努めています。
本日は、直接ライブで、皆様に状況報告いたします。
第1波のあと、感染者は1ケタに落ち着いていたが、100ケタに増加していおり、皆様は大変ご心配されていることと思います。
今回、感染者が急増した要因
<以下要旨>
サバ州とケダ州でのクラスター、サバ州は隣国からの不法侵入者(インドネシア)からの感染。
不法侵入者を勾留した隔離センターでクラスターが発生。
ケダ州の場合も同様刑務所から感染拡大したもの。
サバ州議会選挙キャンペーンが拡大を後押しの事実。
州議会選挙については、SOPの順守指示するも、守られなかった。
急遽、サバ州へは、医療従事者の派遣、監視強化を実施した。
今回の感染者増加に対する対応
サバ州からの来訪者についても、検査を強化、陽性者は病院に収容中。
第1波の克服の経験により、濃厚接触者の探索は容易になった。
国民の60%以上がMy Sejahteraを利用しているほか、Normal Baru(コロナ後の新しい習慣)が浸透。
前線の医療システムも強化され、医薬品も十分。
病院のキャパシティも29%の利用のみであり、余裕がある。
サバ州からの入境者への対応
サバ州から入境者の隔離についても、厳格に運用中。
首相自身、閣僚も2週間の自宅隔離に行っている。
全ての階層が、SOPには従わなければならない。
感染者の増加は、検査の拡充を強化していることも大きな要因。
全国的MCOの再実施は行わない、実行すればあまりにも、経済的、社会的影響が大きい。
感染地域でのTEMCO(限定MCO)を実施する。
学校の休校も、当面感染地域に限定して実施。
もし全国規模で必要であればMKN(国家安全保障会議)より発表。
サバ州との州境閉鎖は、10月12日-25日で実施することを決定。
みなさん。我々は、既に感染者を抑えた経験があります。今回も、SOPを遵守、この戦いに一致団結して頑張りましょう。