びっくりです。マレーシア、CMCO実施地域の管理職に在宅勤務命令が出ました。
CMCO(条件付き活動制限令)対象地域の管理職に在宅勤務命令
アズミン・アリ通産相は、10月21日、条件付き活動制限令(CMCO)が発令されている地域(クアラルンプール、プトラジャヤ、スランゴール州、サバ州、ラブアン島)にある企業の管理職は、22日から在宅勤務を義務付けると発表した。
対象者は、製造・サービス・建設等の産業界における管理・監督職員。
但し、この内、会計、財務、管理、法律、計画、ICTの管理・監督職員については、最大10%の従業員が勤務することが許可される。
これにより、約77万人が対象になるという。
いやー、まったく、意味がわかりません。
当初、どんな業種が、在宅勤務の対象になるんだろうと、思ってましたが。。。
こうきたか、という感じですね。
まず、製造業、サービス業、建築業とくくれば、ほとんどの会社が対象となります。
そして、管理職に限定すれば、現場には影響を与えないだろうという発想ですね。
いやーびっくりですね、マレーシアでは管理職は、現場にいる必要がないという発想があるということです。
つまり、管理職は、部屋の中でふんぞり返っているもんだと。。。。
日本では、むしろ管理職の出勤を優先しますよね。従業員を多少削減しても、管理職がいればカバーできると考えるのが普通です。
これは、同じような民族性の、インドネシアでもない発想ですね。
たしかに、インドネシアでも、管理職は部屋の中でふんぞりかえる傾向はありますが。。
管理職だけを対象にして、在宅勤務を義務化することは、考えられません。
こういう非常時には、国民的特性というか、社会的特質が見えてきます。