おめでとう。昨日は、死亡者ゼロを記録、感染者36人まで縮小
保健省は、昨日は、死亡者、感染者数が、それぞれゼロ、36人まで縮小と発表した。
マレーシア政府は、これまで徹底した移動制限令により、警察、軍隊を総動員して人々の外出を抑え、クラスタ―対策により感染者の拡大を抑えてきた。
とにもかくにも、結果としてこぬ数字になったということは、これまでの政策の成果がでているということだろう。
昨日、IOIのモールに買い物に行くと、先日の電気店に加え、隣のMIE TEK TEKレストランもオープンしていた。もちろん、テイクアウトだけだが。
次第に、こういったお店が増えるということは、勿論、レストランの経営者の資金繰りの問題もあろうが、利用者からすると、多少なりとも明るい気持ちになる。
一方で、封鎖強化地域(PKPD)の指定も増加している
食べ物をアパート入り口で手渡す住人。クアラルンプール北部の一定の地域が封鎖強化地域に指定されたあと。(Harian Metro社出典)
指定された地域の住人は、すべての行動のついて、保健省の指示、命令に従う義務を負うそうだ。
マレーシア政府は、確実に、クラスターの発生地域を把握し、抑え込みに入っているということであり、我々にとっては安心材料だ。
それにしても、日本はどうなるのか。
一時は、マレーシアの方が感染者数で上回っていたのに、今では日本の方が倍以上の感染者数、死亡者数となった。
日本は、経済と感染者数の抑制と両睨みの政策をとっているのだろうが、政府のリーダーシップが発揮できていない。クラスターもフォローできなくなっており、東京では、医療崩壊しつつあると、医師会会長まで記者発表している状況。
官僚組織、政治体制の問題が露呈している。でも、この非常事態を機に新しい日本へ向けて体制転嫁してほしい。若い世代へのバトンタッチ、若い世代のリーダーシップにかけたい。