昨日、ショッピングモールへ行くと電気器具店が開いていた。
近くのIOIモールへ食料買い出しに行ったら電気器具店が開いていた。駐車場から、いつものスーパマケットの行列へ一目さんに並ぶと、ちょうど正面の視覚に入る場所の電気店が開いていた。
活動
制限が始まっていらい実に1か月以上たって、やっと食料品以外の日用品の販売が再開されたことになった。とにもかくにも、喜ばしいことには間違いない。
ここ、数日マレーシア全体の感染者も100人を切る日続いてきた。死亡者数も他国に比べるとかなり少なく、明るいきざしが少しは見えてきたのかもしれない
テレビで、庶民向けの市場が警察により打ち壊されている放送があった。
打ち壊しにあっている市場は、多くの下層の労働者向けの市場だ。
マレーシアの都市部には、周辺諸国からかなりの合法、不法労働者が流入していると聞く。特に、この労働者の多くが、工場現場や建設業など肉体労働についている人たちであろう。
本来、この人達は、普通のマレーシア人が嫌がる下働きの分野を補完しているのだが、今回、打ち壊しにあったのは、この人たちが利用する食堂や日用品を購入している市場だ。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ政府の意図はわかるが、生活補償などないだろうし、いったい今後こういった人たちはどうやって生きていくのだろうと心配になる。
工場の再稼働も徐々に承認されている。
工場の生産活動も徐々に再開を認められている。但し、稼働再開条件が非常に厳しい。まず、再開にあたって工場労働者の人数は通常の半数以下しか認められない。しかも、労働者はコロナPCR検査を受け陰性であることを証明しなければならない。
PCR検査を受けようとすると、工場の隣接地には大きな病院はなく、工場にきて検査する民間業者はいるそうであるが、検査費用が一人1000リンギットぐらいするほか、検査キットそのものが信頼性の低いものらしい。
許認可権をもつ工業省と保健省の政策が一致しておらず現場はかなり混乱しているそうだ。縦割り行政、官僚のやることはどこの国でも同じとはいえ、何とかならないものか。