日本と長期滞在者の往来が実現?
茂木外務大臣がアジア5か国と長期滞在者の往来再開を発表
マレーシアを含む5か国が対象
長期滞在者者を対象に、台湾、マレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマーとの出入国制限を8日から一部緩和すると発表した。入国時のPCR検査や入国後14日間の待機を条件に、企業の駐在員ら長期滞在者の往来を認める。
茂木外務大臣は、先月より積極的にアジア各国に働きかけていたが。。。。
マレーシアも本当に入国条件を緩和するのか?
長期滞在者には、企業関連、学生、MM2H等が含まれると思うが、
MM2Hについては、活動制限令が施行されたときに、海外にいた人には再入国を例外的に認めているが。。
活動制限令以降に出国した人については、実質再入国を認めていない。
茂木氏は「感染拡大防止と経済回復の両立は極めて重要な観点だ」と指摘。往来再開の効果について「外資系企業などの活動が活発になる。止まっていた相互の投資なども進む」と期待感を示した。
つまりは、感染拡大についてゼロリスクを目指すのではなく、経済回復との両立をめざすべきだと、日本側がアプローチしている。
やはり、日本側がイニシアティブをとらないと、マレーシア等アジア5か国はなかなか国境を開かないだろう。
日本は、新型コロナについては、いろいろな研究機関や学者により研究が進んでいる。
おかげで、ある程度、新型コロナの概要が判明してきているが。
情報の少ない国々では、むやみに恐怖が拡がり、政府はゼロリスクを求める傾向にある。
対国内世論対策上も、より保守的な政策を取らざるおえない。
結局、WHOや、先進国からアプローチしないと、簡単に国境を再開しないだろう。
今回の茂木大臣の、感染状況が落ち着いている5か国へのアプローチは、そんな背景があるのではないだろうか。