ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

AIR ASIAグループ、SDB(サバ開発銀行)より300百万リンギット借入決定

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ
にほんブログ村    👆ランキング応援ポチット宜しくお願いします。       人事のオンラインサロン【人事倶楽部】

SDB(サバ開発銀行)からの借入決定は、よいサインです。

今回の決定を、株式市場も評価

f:id:huyan:20201024125749j:plain

10月23日(金)の株式市場でAIR ASIAグループの株が買われました。

要因は、AIR ASIAグループが、SDB(サバ開発銀行)から300百万リンギットの借入の決定を歓迎しているためです。

同グループは、現在、自己資本増強計画を進めており、今回の借入もその一環だと見られています。

SDB(サバ開発銀行)からの借入の直接的目的は、コタキナバル国際空港の拡張、サバ州内のAIR ASIAの基盤拡大のためとされていますが、市場は、今後、自己資本増強が進むものと好感したということでしょう。

 

コロナ問題により、マレーシアの航空会社の2社、AIR ASIAとマレーシア航空は、危機的な経営状況にありますが。。。

少なくとも、AIR ASIAグループは、今回の借入決定により明るい兆しが見えたと言えます。

一方、マレーシア航空については、今のところ、追加的な資金調達のめどがたたず、破産の可能性が危惧されています。

個人的には、6月に帰国しようとしたときのチケット代が不良債権にならないよう心配していますが、AIR ASIAの方は、ちょっと安心しました。

タイ国際国際航空は5月に破産したが、その後の再建は順調な様子

タイ国際航空は、5月には破産し、その後、会社更生法を申請しました。

気になる航空券の対応については、当社のWEBサイトによると、1.航空券の有効期限の延長 2.トラベルバウチャーへの交換 3.一部航空券の払い戻し を開始したようです。

タイ国際航空は、破産後も利用者へのサービスに影響を与えていないようですで、マレーシア航空も仮に破産しても、同様に対応してもらえるように祈るばかりです。