ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

高齢者が高速道路を逆走、2件の巻き添え事故

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73才の高齢者が高速道路を逆走、2件の巻き添え事故が発生

本日付け、Benama,.Comのニュース記事

昨日、LKSA高速道路を逆走、2件の事故を引き起した高齢者運転手(73才)が逮捕された。

警察の調査によると、この運転者は、自宅から近くのTESCOへ買物に行くために、自動車を運転して出かけた。ところが、途中、間違ってLKSA高速道路に入ってしまった。

高速の料金所まで到達したとき、Tuch & Goを所有していないことに気づき、走ってきた道路を逆走して自宅へ戻ろうとしたらしい。

運行状況が映ったビデオによると、途中、他の走行車に注意を受けるも無視、2台目の車と衝突したあと、停止した。

 

日本でも、高齢者による交通事故が問題になっていますが、マレーシアでも同じです。

私も、そろそろ、前期高齢者の年齢に近づいてきているので、人事じゃありません。

この記事のケース、料金所でTuch & Goがないと気づいたとき、係員と相談すればよかったのではないかと思いますが。。。

ふつうまさか、高速道路を逆走して、自宅に戻ろうとは思いません。

多分、頭が真っ白ーーになったのでしょうね。

途中、他の車から注意を受けても無視、しかも衝突1台目の運転手はケガをしたようですが無視です。

 

マレーシアは、日本以上の自動車社会なので、ちょっとした、買物も、車の運転が必要です。

マレーシアの高齢化は、これからなので、日本ほど注目されていませんが、今後、大きな社会問題になることは、間違いありません。

その点、インドネシアの視点でみると、この記事のような事故は、インドネシアではまず起きません。

というのは、インドネシアでは、運転手、お手伝いさんの成り手がいくらでもいるからです。

まず、車に乗るにしても自分で運転する必要がなく、買物に行くのも、お手伝いさんがやってくれます。

 

日本では、高齢者の免許証自主返納問題が注目されていますが、70才以上になれば、免許証更新時、運転の実技試験を課すことが必要だと思います。

私の家族での経験上も、客観的な指標がないと、自主返納を促すことは非常に困難です。

事故を起こせば、本人だけでなく、家族、被害者、被害者家族すべてを不幸に陥れてしまうということを、忘れてはいけないと思います。

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