保健省は、院内感染が進んでいることを発表
保健省ノル次官が、医療従事者の感染状況を発表
多数の医療従事者が感染している
昨日の保健省のノル次官の発表によると
これまで、1771人もの医療従事者が新コロナに感染しており、その中でも最多数は、医療スタッフだ。
昨日の43人を含め、1359人(76.7%)が今回の第3波で発生しており、しかも病院内での集団感染だ。
病院別の内訳は、Tuanku Ampuan Rahimah Hospital Klang の54名をはじめ、Serdang Hospital が29名、Sungai Buloh Hospital が15名、, Kuala Lumpur Hospital が10名、 Ampang Hospital 5名、及びSelayang Hospitalが4名 となっている。
また、全国的にみると各地域の医療スタッフが感染したケース587名発生、ヘルスケアスタッフ565名、152入院患者が152名、492名が検査中。
医療スタッフの内訳でみると、看護師が最も多くて690名、医師211名、医療介護者146名、副医師144名、インターン医師84名等となっている。
これまで、院内感染の状況について詳しい情報公開は行われていませんでしたが、今回発表されたデーターでみると、院内感染が各地で進んでいるということです。
コロナ感染者は、国立病院のスガイブロー病院に集中させていますので、専門病院でない一般病院で院内感染が進んでいるということは、かなり深刻な状況です。
感染クラスターが大量に発生しているクラン地区などでは、一般病院での院内感染も増加しており、クラスター内だけでなく、一般社会でも感染者が増えているということだと考えられます。
日本では、院内感染が発生すると大騒ぎになって、しばらく一般外来は止めますが、マレーシアではどうもそうではないようです。
それにしても、大量の医療従事者の方が感染しており、本当にリスクを取りながら頑張っていただいているということが今回明らかになりました。
政府も情報開示を積極的に行うようになっており、国民のリスク管理意識を高めようという意図が感じられます。
国民は、引続き、マスクの着用、3蜜の回避、SOPの順守を守りましょう。
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