危なかった、マハティール前首相暗殺計画
政府要人をターゲットにしたテロ計画
国家警察が、数件のテロ計画を事前に察知し未然に防ぐ
3月25日Mtown記事より
マレーシア国家警察の特別テロ対策局のアズマン・アマール局長補はこのほど、2020年1月に当時のマハティール首相ら要人4人を暗殺しようとしていた男を逮捕していたことを明らかにした。
同局長補は詳しいことを明らかにしていないが、単独でナイフでマハティール氏を刺そうと試みていたという。また、容疑者の暗殺リストのなかには、当時のリム・グアンエン財務相やムジャヒド・ユソフ・ラワ首相府相(宗教担当)、トミー・トーマス検事総長も入っていたとしている。
同局長補はまた、2020年にはテロ計画数件を未然に防いだとも述べ、上記の容疑者を含むテロ行為関連で逮捕されたのは7人。うち5人が国際テロ組織「イスラム国」(IS)の支持者だった。
マハティールさん危なかったです。イスラム教過激派のテロ対象になっていたとのことです。
狂信的なイスラム過激派と言えば、インドネシアでは数度にわたりテロ爆発事件が発生しています。
2004年に10名が死亡したオーストラリア大使館爆発事件の時、私のいたオフィスは2-3キロぐらい離れたところにありました。
当時オフィスにいたのですが、爆発があったときの衝撃はすさまじいものでした。
当初、何が起きたのか分からない状況でしたが、周辺の人たちが相当混乱していたことをよく覚えています。
インドネシア警察も相当に警戒をして、過激派組織の壊滅に向けて動いていますが、忘れたころにテロ爆発事件が起きています。
それに比べると、マレーシアでは大規模なテロ事件は起きていませんが、やはり、過激派の動きが継続しているということですね。
マレーシアは、国民の平均国民所得が向上しているので、狂信的な過激派の人数も少ないと思いますが、完全に抑え込むのは難しいのかもしれません。
とにかく事前にテロの実行が食い止められてよかったと思います。
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