ふーやんのマレーシア移住日記

インドネシア駐在を中心に30年以上アジア業務に携わってきました。昨年よりマレーシアに移住しています。

高齢者と外国人労働者、中国製ワクチン接種義務化?

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高齢者と外国人’労働者が、中国製シノバックワクチン接種義務化対象に

政府の思惑通りに、ワクチン接種希望者が増えません

マレーシアBIZナビの記事によると

新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種プログラム調整相を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は12日の会見で、19日から開始される第2フェーズの対象者である60歳以上の高齢者に中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック製のワクチンを接種する方針を明らかにした。

ワクチン供給アクセス保証特別委員会(JKJAV)が他国におけるシノバック製ワクチンの接種状況をみて決定した。カイリー氏は「重症化予防効果が確認できた。

死者の80%が60歳以上であることから判断した」とし、第2フェーズにおける主力になるとの考えを示した。

 

マレーシアでは、政府の思惑通り、ワクチン接種希望者が増えていません。

政府は、今年末までに、ワクチン接種率が、国民の70%に達し、集団免疫を獲得することを目標としています。

しかし、現在のワクチン接種希望者は8百万人程度までしか達しておらず、全国民の35%程度にすぎません。

そこで、政府は、ワクチン接種の義務化を計画していますが、手はじめに対象となったのが、60歳以上の高齢者と、外国人労働者です。

しかも、接種されるワクチンは、中国製のシノバックワクチンときています。

ワクチン接種義務化については、先ごろファディラ・ユソフ上級相(公共事業相兼任)が、外国人労働者の新規雇用の際の条件に加える方向で検討すると発言するなど。。

明らかに、現政権のあせりと思惑が見え隠れしてきています。

非常事態宣言解除後には、総選挙が予定されており、コロナ問題の収束が、現政権にとって必須だからです。

それにしても、中国政府の高官自身から、シノバック製ワクチンの有効性に対する疑問の声をあがっており、今後種類の違うワクチンの開発に注力するそうです。

こんな時に、高齢者と外国人労働者に対し、中国製ワクチン接種の義務化を進めていいのでしょうか。

 

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